Jリーグ 最新ニュース

【写真:Getty Images】
北海道コンサドーレ札幌バカヨコのゴールで引き分けに持ち込む
北海道コンサドーレ札幌は31日、明治安田J2リーグ第18節でベガルタ仙台とアウェイで対戦し、1-1の同点に持ち込んだ。試合終盤に同点ゴールを決めたFWアマドゥ・バカヨコがフラッシュインタビューに応じ、雷雨による中断の難しさもありながら良い準備ができたと試合を振り返った。
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
試合前から続く激しい雨と強風。ピッチコンディションは難しかっただろう。試合は開始わずか13分ほど経ったころ、雷雨でおよそ1時間20分も中断になった。
中断前の試合序盤はどちらかと言うと、仙台に分があったかもしれない。再開後は札幌の時間帯もあったが、ゴールをこじ開けることができなかった。逆に45分に仙台が先制点を奪い、札幌はリードされる展開となった。
後半開始からピッチに立ったバカヨコは「プロとしてみんな良い準備ができて、(中断前の)12分間も分析しながら、試合がまた始まったときに良い準備ができるようにみんなやっていた」と良いイメージを持って臨んでいたようだ。
後半に入ってから右サイドの近藤友喜を起点に徐々に攻撃に転じる時間帯を増やしていった。試合終盤の88分、田中克幸のクロスボールを宮澤裕樹が折り返し、バカヨコが頭で合わせてゴールを奪った。
「(宮澤)裕樹選手が思いっきり勝ち切ってヘディングを入れてくれて、僕もちょっとラッキーで決めました」と謙遜したが、良い位置にいたことでゴールは生まれた。
前節のサガン鳥栖戦では、岩政大樹監督から「攻守ともに与えたタスクをやろうとしなかった」と前半のうちに交代を告げられ、先発も外れた中での同点ゴール。チームトップの5得点にも「すごい気持ちが入ってた試合で(勝点)1ポイントでちょっとは嬉しいですけど、やっぱり3ポイントを取りに来たつもりなので」と悔しさを露にした。
きょうのゲームにはアウェイ、そして雷雨のコンディションの中、およそ1500人のサポーターが応援に駆けつけてくれた。次節は中断期間をはさみ、6月15日にFC今治をホームで迎える。
「(サポーターは)気持ちが入っていた。こんな雨の中、みんなサポートしてくれてすごくありがたいです。(勝点)1ポイントだけですけど次に向けてやっていきましょう」と次こそはサポーターに勝利を届けたいところだ。
【関連記事】
「4連敗の時と違う」北海道コンサドーレ札幌、西野奨太は言う“意味ある敗戦”だと。前向きな理由は「それだけの話」【コラム】
北海道コンサドーレ札幌は? J2戦力総合評価ランキング1〜10位【2025年】
北海道コンサドーレ札幌は大きく変わる。岩政大樹新監督が目指す理想像。「勝手に選手が見つける」サッカーとは【コラム】
【了】