「より成長していけるんじゃないかと」ポヤトス監督から伝えられたのは…
「球際の激しさなどは、間違いなく向こうでしか学べなかったこと。本当にファウルギリギリのプレーばかりで…その中で身につけた、正当にボールに激しく、コンタクトしていく姿というのはJリーグでも見せていきたいと思っています。また日々の練習もかなりキツかったし、筋力トレーニングも毎日やっていた中でパワーアップできた部分もあって、以前より前への推進力みたいなところも身についたと思っているので、しっかりプレーで表現していきたいです」
『Box to Box』での強度の高いプレーを持ち味とするボランチ。ダニエル・ポヤトス監督も「インテンシティが高く、走力もある。テクニックもかなり高いのでチームの流れに入っていきやすいはず」だと信頼を寄せる。
ベルギーでの2024/25シーズンを終えた後はオフシーズンを過ごしていたため、まずはコンディションをしっかり作り上げることが最優先だが、本人は「(シーズンの)疲れは特に感じていないです。むしろ、これまでのキャリアで一番動けている感覚もある」とも。ポヤトス監督が志向するサッカーにも期待を膨らませている。
「ポヤトス監督はポジショニングを大事にされている監督だと思いますが、先日も個別のミーティングをして…まだまださわりの部分だけですけど、攻撃や守備のやり方を伝えてもらったり、自分から質問をして、状況に応じた動き方みたいなところも的確に指示をもらっています。
また、『自分のプレーを存分に出してほしい』ということを前提に『もっと強く、いいプレーができるポジションニングを教えていきたい』とも言われているので、ガンバのサッカーの中で自分がより成長していけるんじゃないかと思っていますし、それが楽しみです。
年齢的にも今年で28歳ですが、大学を卒業してFC東京に在籍した当時よりも、プロの世界がどういうものかもよりわかっていますし、チームの中堅という立場も意識しなければいけない。また、海外から戻ってきた自分を楽しみにしてくださっている方もいると思うので、その期待を裏切らないように、皆さんの期待以上のプレーをしようと思っています」