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「考え方が面白いなって」安部柊斗はポヤトス監督から刺激を受ける。ガンバ大阪新戦力が巻き返しのキーマンに

text by 編集部 photo by Getty Images

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ガンバ大阪MF安部柊斗
【写真:Getty Images】

ダニエル・ポヤトス監督は「考え方が面白いな」

 5月27日にガンバ大阪への加入が発表された安部柊斗のデビューが近づいている。前半戦19試合を消化して12位と思うような成績を残せていないガンバが後半戦で巻き返すためには、この男の活躍が必要となってくるだろう。15日の清水エスパルス戦に向けて準備を進めていた8日の練習後に、安部に話を訊いた。

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「最後にした公式戦から1か月くらい空いているので、ちょっとゲーム感覚とかはまだ分からない。でも、ゲームができれば徐々にあってくるのかな」

 RWDモレンベーク(ベルギー)でのシーズン終了から時間が経っていた。オフ明けのこの日は、フィジカル的な負荷をかけたメニューが多く組まれるとともに、安部は個別メニューもこなしていた。

 新天地の印象は「雰囲気は賑やか」。加入してまだ間もないが、新天地のサッカーに刺激を受けている。

「ミーティングもありますし、今日も戦術のことをやりました。徐々に分かってきたのかなというのと、(ダニエル)ポヤトス監督は考え方が面白いなというのを感じている」

 どのような部分が面白いのか。その一端を教えてくれた。

「最初に見る、目指すのはゴールです。守備ではゴールを守る、攻撃ではゴールを奪うところですけど、ポヤトス監督はボールを中心に守る、攻めるというのがある。そこの考え方はちょっと面白いなと思いました」

 広範囲を動ける走力があり、攻守において高い強度でプレーできる安部は、前半戦でなかなか固定できなかったボランチの一角として適任になるだろう。戦術理解が進み、試合勘が戻ってくれば、巻き返しのキーマンになるはずだ。

「ガンバは本当に日本の中でもビッグクラブですし、12位、中間にいるチームではない。しっかり優勝を目指してやっていきたいと思うので、そこに全てを自分が捧げていけるように頑張りたい」

(取材・文:加藤健一)
 

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【了】

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