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Jリーグ 6か月前

あまりにガラガラ…。Jリーグ収容率ワーストランキング11〜15位。J1の名門もランクイン

14位:ギラヴァンツ北九州

ギラヴァンツ北九州
【写真:Getty Images】

本拠地:ミクニワールドスタジアム北九州
収容可能人数:15,300人
平均入場者数:4,544人
収容率:29.70%

 2025シーズン前半戦におけるJリーグ収容率ワーストランキングで14位に入ったのは、明治安田J3リーグでの戦いが4シーズン目となっているギラヴァンツ北九州だ。

 一般的に、観客の収容率はチームの成績と密接に結びつくことが多い。もちろん、愛するチームがどれほど低迷しようともサポーターが熱心に応援を続けるケースもあるが、基本的には「チームが強ければファンが増え、成績低迷が続くとファン離れが起きる」というのはスポーツの常である。その点、北九州はJ2昇格プレーオフ出場圏内の6位(8勝3分6敗)につけており、ここまでの成績は決して悪くない。

 同クラブは、今季におけるホーム戦の年間入場者数の目標数値を今年2月に「104,500人」と公式SNSを通じて発表した。本拠地『ミクニワールドスタジアム北九州』で19試合を戦うことになるので、1試合平均5,500人の入場者数が必要になる。

 だが現実は厳しく、今季前半戦における平均入場者数は4,544人。収容率は29.70%と目標達成にはやや厳しいペースだ。

 毎試合で+1,000人弱の積み増しが必要な北九州。地道なイベントだけでこれほどの集客増を目指すのはなかなかハードである。

 そうなると注目試合の開催が集客の要となるが、J3にいることでアビスパ福岡との“福岡ダービー”やレノファ山口FCとの“関門海峡ダービー”といった話題性のあるマッチメイクができないのはマイナス材料と言えるだろう。

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