12位:FC琉球

【写真:Getty Images】
本拠地:沖縄県総合運動公園陸上競技場
収容可能人数:10,189人
平均入場者数:2,760人
収容率:27.09%
2025シーズン前半戦におけるJリーグ収容率ワーストランキングで12位に入ったのは、明治安田J3リーグの順位表で19位(4勝4分9敗)に沈んでいるFC琉球だ。
今季前半戦における琉球の平均入場者数は2,760人。本拠地『沖縄県総合運動公園陸上競技場』の収容可能人数が10,189人であるため、収容率は27.09%ということになる。先に述べたように、J2昇格の可能性を感じられない現状ではサポーターの関心を繋ぎ止めるのは容易ではなく、その低迷ぶりは新規ファンの獲得に相当高いハードルとなる。
2024シーズンを振り返ってみると、琉球の平均入場者数は対前年119%の3,007人となっている(2025年4月22日/FC琉球公式サイトより)。
クラブ側は昨シーズンの入場者数増加の理由について「面白イベント企画やポスタークリエイティブ、マスコットキャラクターであるジンベーニョを活用したマーケティング強化」を挙げており、集客施策が一定の効果を上げている側面は確かにある。
一方、今季はホーム開幕戦となったリーグ第2節・FC大阪戦で『ばんない集まれ! ホーム開幕戦6000人チャレンジ THEリベンジ』を実施したものの、結果は4,033人で目標達成は叶わなかった。
2024シーズンの開幕戦で設定された5,000人目標が4,957人で惜しくも達成できず、その反省を踏まえてリベンジ設定した企画だったが、前年の実績を下回る入場者数となってしまったのは痛手だった。まずはJ3で少しでも順位を上げ、サポーターの心に灯をともす戦いをピッチ上で披露していきたいところだ。