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Jリーグが誕生してから30年あまり。クラブの数も今や「60」に及んでおり、プロカテゴリーは3部に分かれている。そのなかで、「降格」や「残留」といったトピックは時として優勝争いよりも重要なトピックになり得る。今回は、J1リーグに昇格してから最も長くそのカテゴリーに留まり続けるクラブをランキング形式で紹介する。※年数で並んだ場合は、降格年が古い方を上位とする。
3位:サンフレッチェ広島

【写真:Getty Images】
昇格年:2004年、2009年
J1最長連続在籍年数:2009年~(17年)
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ここ数シーズンはJ2リーグ降格から縁遠い成績を記録しているサンフレッチェ広島。ドイツ人指揮官のミヒャエル・スキッベ監督が就任した2022シーズン以降、J1リーグにおいて一度も最終順位を4位以下に落としていない。
しかし、“オリジナル10”の一員にして2度のJ2降格を経験しており、2000年代は苦労が多かったチームだ。2002シーズン、前年度主力を担った当時のオーストラリア代表MFスティーブ・コリカらが、同年に指揮官へと就任したガジ・ガジエフ監督によって戦力外へ。そのままチームの戦い方は定まらず、同氏は事実上の解任を言い渡された。
広島が降格を経験したのは同年と2007シーズンの2回。翌2008シーズンはミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもと、J2で勝ち点「100」を達成。2009年にJ1へ復帰してから、トップカテゴリーでの戦いは今季で17年目を迎えている。
とりわけ、サッカー日本代表の指揮官を務める森保一監督がタクトを振るった2012〜2017シーズン途中までの5年半は、記録的な躍進を見せた。この間、広島はJ1優勝3回を含む計6つのタイトルを獲得している。
今季もここまで16試合を終えて暫定5位と、決して悪くない成績を記録している。さらに2位までの勝ち点差はわずか「4」で、これからの挽回も十分に可能だ。
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【了】