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J2には戻らない? J1クラブ、昇格後の連続残留年数ランキング2位。21年! J1最高峰にのし上がった元王者

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 Jリーグが誕生してから30年あまり。クラブの数も今や「60」に及んでおり、プロカテゴリーは3部に分かれている。そのなかで、「降格」や「残留」といったトピックは時として優勝争いよりも重要なトピックになり得る。今回は、J1リーグに昇格してから最も長くそのカテゴリーに留まり続けるクラブをランキング形式で紹介する。※年数で並んだ場合は、降格年が古い方を上位とする。

2位:川崎フロンターレ

川崎フロンターレ
【写真:Getty Images】

昇格年:2000年、2005年
J1最長連続在籍年数:2005年~(21年)

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 富士通サッカー部を前身とする川崎フロンターレは、今やJリーグにおいて屈指の強豪クラブのひとつである。J1リーグ制覇4回を含む、総獲得タイトル数は「12」。そして、その大半がJ1初優勝を果たした2017シーズン以降に勝ち得たものだ。

 すなわち、それ以前は苦しむことも多かったと見ることもできる。クラブはこれまでに2度のJ2リーグ降格を経験しており、2000シーズンに至ってはわずか1年で2部への出戻りを強いられている。以降2001〜2004シーズンの4年間、J2での戦いを余儀なくされた。
 
 2005シーズンにJ1へ復帰してからは安定してトップカテゴリーに居続けているが、“シルバーコレクター”として苦しみ続けた歴史もある。Jリーグに加盟して以降、川崎Fは準優勝・2位に12回も甘んじている。特に関塚隆監督が率いた2000年代後半は、リーグとカップ戦をあわせ、4年連続でトロフィーリフトを相手チームに譲っている。

 そして鬼木達監督(現鹿島アントラーズ)が指揮官に就任した2017シーズン、悲願のJ1初優勝を果たした。先に述べたように、同クラブはそこから破竹の勢いでタイトルを獲得しまくるが、それまでの足跡を考えるといかに2017年がきっかけとして重要だったかが分かる。

 2024/2025シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)はスター選手を揃えるアル・アハリに優勝の座を譲ったが、守田英正や三笘薫、田中碧などのスーパーなタレント、そして鬼木監督が退団したあとでも強さを維持できている点は特筆すべきだろう。

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【了】

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