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Jリーグ 11か月前

ジェフ千葉は「J1に行くチャンスがある」。植田悠太は厳しい言葉をもらい、雪辱を誓う。その信念の先に…【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 フリーライター photo by Getty Images

「相手も嫌がっているような感覚はあった」試合の流れが変わったのは…

 立ち上がりから千葉は“前へ”の姿勢を示した。鳥栖の背後を狙った攻撃を見せ、相手を見て高い位置でマンツーマン気味にハメていく守備が奏功する。2分には右サイドからのMF田中和樹のクロスのこぼれ球をDF鈴木大輔がミドルシュートで狙うも僅かにクロスバーの上を超えていく。

 しかし、8分、突然のアクシデントが千葉を襲う。ボールホルダーにプレスに出た田中が左膝を負傷し途中退場を余儀なくされると、プランが崩れたチームにバタつきが見られ形勢が変わっていく。

 19分には、ゴール前約25メートルの位置でフリーキックを与えてしまったが、これはGKホセ・スアレスがキャッチ。その2分後には右サイドからのクロスをFW山田寛人にヘディングで狙われるが守護神が防いで見せた。

 植田は「立ち上がりは良い感じで進んでいました。自分たちの中では、ハマっていたと思いますし、相手も嫌がっているような感覚はありました。和樹くんの(アクシデントの)ところで試合の流れが変わった感じはありました」と振り返った。

 千葉はハイプレスを徹底し29分には左サイドで植田がスルーパスを打ち込むなど積極性を見せていたが、31分に鳥栖がスコアを動かした。左サイドの裏に抜け出したMF西川潤がクロスを上げると山田が右足で蹴り込み、0-1で前半を折り返した。

 ハーフタイムでは、前半の立ち上がりのように前からハメる形での修正を施し、後半のピッチに向かうと、植田が高いポジショニングを取ることで数的優位が生まれ左サイドを中心に押し込んで行く。そして65分には左サイドラインで植田が縦パスを刺すと、椿直起が1対1を仕掛けフィニッシュシーンまで近づいた。

 植田は「椿くんは強烈なドリブラーですが、そこに対して2、3人がマークに付いていたら難しい。そこに対して自分がどれだけサポートをして有利な状況を作れるかを考えてプレーしていました」。

 そして、こう続ける。

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