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Jリーグ 5か月前

最も高額なのは? J2リーグ日本人選手、最新市場価値ランキング1〜5位。トップに輝いた選手は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

1位:鳥海晃司(とりうみ・こうじ)

ジェフユナイテッド千葉 鳥海晃司
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年5月9日(30歳)
所属クラブ:ジェフユナイテッド千葉
市場価値:75万ユーロ(約1億2500万円)
今季リーグ成績:22試合2得点0アシスト

 J2リーグ日本人選手の市場価値で最も高い金額だったのは、ジェフユナイテッド千葉の守備の要である鳥海晃司だ。

 鳥海は。ジェフユナイテッド千葉の下部組織を経て、2018年に明治大学から千葉へ加入する。当初はフィジカルを武器とするタイプだったが、経験を重ねて判断力や戦術眼が飛躍的に向上。その後、セレッソ大阪で4年間プレーし、今季再び千葉に復帰した。

 その鳥海は「短い人生の中での次の目標はJ1でプレーする事よりも、J2で15年苦しむ、愛するクラブをJ1に戻したい」とクラブ公式でコメント。その言葉通り、今季J2では1試合を除いて全試合スタメン出場を果たしており、チームも4位とJ1リーグ復帰を狙える位置にいる。

 愛するクラブのために帰還した鳥海は、30歳という脂の乗った時期を迎え、センターバックとしてリーグ屈指の成熟度と安定感を武器に、数々のFWを封じている。また、守備力とビルドアップ能力の両方を兼ね備え、J2でも頭一つ抜けた評価を受けており、セットプレーでもターゲットの役割を担う。攻守両面での貢献度の高さは圧倒的だ。

 そんな鳥海はセレッソに移籍したJ1初年度の出場機会が少なく、市場価値もそれに伴ってわずかに減少。だが、翌年以降は試合に絡むことが増え、2022年6月時点の30万ユーロ(約4800万円)から2024年12月時点の80万ユーロ(約1億2800万円)まで急上昇し、自身最高額となった。しかし、またしても減少し、現在は75万ユーロ(約1億2500万円)となっている。

 年齢的な面で考えれば難しいかもしれないが、千葉での活躍とJ1昇格の夢を叶えられたら、市場価値も右肩上がりになる可能性はある。

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【了】
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