6位:上原力也(うえはら・りきや)

【写真:Getty Images】
生年月日:1996年8月25日(28歳)
所属クラブ:ジュビロ磐田
市場価値:70万ユーロ(約1億1200万円)
今季リーグ成績:22試合0得点3アシスト
ジュビロ磐田の中盤を支える司令塔である上原力也は、左足の高精度なキックと視野の広さでゲームを操るプレーメーカーだ。攻撃の起点となるだけでなく、守備時にも的確なポジショニングでパスコースを遮断するなど、攻守両面で欠かせない存在となっている。
その一方で、試合終盤の時間の使い方やゲームの締め方といった「試合巧者」ぶりも評価されており、ピッチ上での判断力はベテランの域に達しつつある。後方から丁寧にビルドアップし、リズムを作りながらセットプレーでもチャンスを演出するなど、総合力の高さが光る。
磐田9年目に突入した上原の市場価値は、プロの世界に入ってから3年間は出場機会が少なく、10万ユーロ(約1600万円)に留まっていたが、2018年に出場機会を増やすと、金額は一気に5倍に。。2024年2月には、自己最高額の70万ユーロ(約1億1200万円)に到達した。
今季はチームがJ2で戦っているものの、上原の金額に変化はない。カテゴリーに関係なく、彼自身の力が評価されている証だろう。
ジュビロ磐田にとっては攻守の中心であり、彼がピッチに立つときの安心感はサポーターにとっても絶大。キャリアのピークを迎える年齢に差し掛かりつつある今、J1復帰を目指すチームの浮沈を左右するキーマンとして、今後のパフォーマンスにも注目が集まる。
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