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明治安田J1リーグ第24節が20日に行われ、首位の柏レイソルは敵地で鹿島アントラーズと対戦し、3-2で敗れた。久保藤次郎は得意のドリブル突破で存在感を示すも、決定機を生かせなかった。代表の経験を糧に成長を目指す背番号24は試合後、勝利を求める強い気持ちとチームメイトへの信頼を口にした。(取材・文:石田達也)
チケット完売の注目の大一番

【写真:Getty Images】
20日、明治安田J1リーグ第24節が各地で行われ、メルカリスタジアムで行われた4位鹿島アントラーズと首位柏レイソルの一戦は3‐2でホームチームに軍配が上がった。
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リカルド・ロドリゲス監督は「サッカー界では、このようにアクシデント的な敗戦があるものです。今日はそのような形での敗戦だったと私は思っています」と振り返ったように、柏がシュート数でも16本対5本と鹿島を圧倒。内容で勝った柏と試合に勝った鹿島という恰好となった。
試合前の両チームの勝点差は3。鹿島が勝てば得失点差で上回り、柏が勝てば6差となる。どちらにとっても負けられない注目のこの一戦。大一番を前にチケットは完売し、大舞台が整った中で決戦の火蓋は切られた。
立ち上がりから鹿島が強い圧力をかけ、柏のビルドアップを阻むと5分に試合が動く。中盤の高い位置でボールをインターセプトすると、FWレオ・セアラが約40メートルの地点から息を呑むようなスーパーロングシュートを右足で決めて先制する。
柏は鹿島のプレスを予想は出来ていたが回避することができず、その後も相手の強度と勢いに対してリズムを作れなかった。足元狙いのパスだけとなり攻め急いではカウンターを受ける場面が散見。しかし30分を過ぎあたりから柏がボールを保持できるようになるのだが、39分に得たフリーキックからDF植田直通に頭で合わせられ、リードが2点に広がる。