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Jリーグ 4か月前

成長と進化を繰り返し…。荻原拓也の自信と小森飛絢の信用。浦和レッズに「勝ち点を持ってくる何かをしたい」【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

指揮官の狙いが的中した荻原拓也のスタメン起用

「サヴィオを前に出して、自分も中間ポジションを取ったところで、1発目のプレーからファウルになってしまいましたが、そこで圧力をかけられました」

 12分には、右サイドのフリーキックから荻原が左足でクロスを送り、MFサミュエル・グスタフソンがヘディングシュートを決めたが、オンフィールドレビュー(OFR)の結果、オフサイドがあったとして得点は認められない。

 しかし、33分のCKのチャンスにMF渡邊凌磨のキックをDFマリウス・ホイブラーテンが頭で流し込みスコアを動かすと、さらに浦和は勢いを加速させ45+4分に再びCKでスコアを動かす。キッカーの荻原がニアに蹴るとFW小森飛絢がヘディングシュートを叩き付けゴールネットを揺らした。

 荻原にとってキックのフィーリングも良かった。それが今シーズン初アシストを残す結果になった。

「(OFRの)結果、ゴールではなかったけど良いボールを上げられたのは事実なので、自信をもって、その後にCKを蹴ったら上手く小森選手が中に入ってくれたので良かったです」とコメント。先制点を決めたホイブラーテンに相手守備者が釣られたこともあるが、得点までの動き出しも良く、試合前から 小森選手とは打ち合せできていたと言いつつ、「ニアを選択して、しっかり入ってきてくれましたし、サイン通りでもあり、コーチを含めて獲れた点だと思っています」と語った。

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