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望月ヘンリー海輝が考えるチーム好調の要因とは
FC町田ゼルビアは27日、5日間のオフが明けて天皇杯4回戦、京都サンガF.C.戦に向けて練習を再開した。東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国で日本代表デビューを果たし、初ゴールをあげるなど活躍が目覚ましい望月ヘンリー海輝。リーグ戦5連勝と好調なチームにおいて、自身がやるべきことが明確になってきたという。
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「5連勝と言っても前の試合は正直負け試合だったので、楽観視できる部分は何もないです。今日も和やかな雰囲気ではありましたけど、誰もがみんな『次も行けるっしょ』みたいな感じでやってなかったのでモチベーション高く、意識高くやれてたと思います」
町田は6月14日の湘南ベルマーレ戦から5連勝。天皇杯も含めると公式戦は7連勝と、傍から見ても好調と言って間違いはないだろう。それでも望月は至って冷静だった。
客観視できているからこそ、数字として良い結果が伴っている要因について聞いてみた。
「失点しないのが、失点したとしても失点を少なく抑えてるのが要因かなとは思います。この前の試合も(谷)晃生くんがすごいスーパーセーブしてくれたり、それ以外でもチーム全体として体を張って守ったり、戦術以外の部分ですけど、それがチームの良い流れにつながってると思います」
さらに、望月は「より自分のやるプレーがはっきりしているので、そこがチームの助けになれてるとは思います」と自身のことにも触れた。
「湘南戦ぐらいから良い流れで入っていけているかなと思っていて、そのときからより攻撃的な意識を持って、前の推進力を意識してプレーしてました。E-1では守備や姿勢の部分で結果を出せたので、次の京都戦に向けて、E-1で得たものをより出していくのと、湘南戦で培ってきた、より攻撃的な部分というのをもっと出していけたらと思ってます」
望月は去年のFIFAワールドカップ26アジア最終予選で初招集されたが、出場機会はなかった。E-1選手権で代表デビューを果たしたことで周囲から見られる目も変わってくるかもしれない。
「正直、去年の9月、10月のときの方が1番見られ方は変わったというか、自分が変に意識したのもありますけど。3回目行かせてもらって、周りの目は変わってるのかわからないですけど、周りの目が変わったからと言って、僕がすぐに上手くなるわけでもないですし、スーパーなプレーするわけでもないので、そこは何も意識せずにって感じですね」とあくまで自然体を強調した。
これまで経験してきたことはもとより、E-1選手権で得たこともリーグ中断明けで活かされるはずだ。
「E-1の部分で言ったら守備の部分をもっと安定して活かしていきたい。この中断期間では個人的な課題、クロスや守備の対応、相手とのかけひきをさらにレベルアップして、徐々に積み重ねながら、京都戦で出られたらそれを見せることができたらと思ってます」
(取材・文:竹中愛美)
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