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FC町田ゼルビア岡村大八が中断期間中にやっていきたいこと
FC町田ゼルビアは27日、5日間のオフが明けて天皇杯4回戦、京都サンガF.C.戦に向けてトレーニングを再開した。町田は中断前の東京ヴェルディ戦に勝利し、リーグ戦5連勝で現在6位につけている。今季からチームに加入したDF岡村大八は「この中断期間中でさらに精度やレベルを上げていきたい」と語った。
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「チームも勝ってますし、雰囲気もすごく良いと思います。中断期間でしっかり整えてこの5連勝を1回忘れて、また次の試合に勝って。天皇杯も入ってきますし、リーグ戦も次は神戸相手なんで勝つことだけを考えてやれればいいかなと思ってます」
岡村の視線はすでにリーグ中断期間中にある天皇杯4回戦、さらには8月10日のリーグ再開となる首位・ヴィッセル神戸戦に向けられていた。
この日のトレーニングは5日間のオフ明けということもあり、短い時間で切り上げられたが、黒田剛監督からはプレーの強度や質、切り替えなど、細部へのこだわりを求められる場面があった。
「良い落とし込みができていると思います。特にディフェンスラインに関してはクロスからの失点が増えてた中でここ3試合に関してはクリーンシートでいけている。監督がやりたいことを自分たちがプレーで体現できてるからこそ無失点が続いてると思うので、継続的にやりながらもさらに精度やレベルを上げていけるようにこの中断期間でやっていきたいと思ってます」
チームは公式戦を含め7連勝と波に乗っている。岡村自身が感じている良くなっている部分は何なのか。
「まずは自分たちのやりたいことをやれてる。前線からのプレッシングの強度が上がってるところ、切り替えのところもそう。あとは自分含めてセットプレーで点取れてるところも勝利の要因にもなってると思う。選手1人1人のレベル、意識、精度のところは上がってると思うので、本当そこがチームの勝利につながってると思ってます」と好調の理由を振り返った。
岡村はここまでリーグ戦24試合すべてに出場し、フィールドプレーヤーではキャプテンの昌子源に次ぎ、2番目の出場時間を誇り、対人守備の強さで町田の守備を支えている。
菊池流帆ら怪我人が戻ってきたことも追い風となっているようだ。ただ、相馬勇紀や藤尾翔太ら主力組7人が累積警告を3枚もらっているという不安材料も抱えている。
それでも岡村は、このマイナス要素もプラスに捉えているようだ。
「カードをもらった選手のところが空いたところを逆にチャンスだと捉えて、中々出場機会がない選手がメラメラしてスタメンを取るようなことがあれば、チームとして非常に良い相乗効果、競争が生まれる。自分もそういった選手たちに負けないようにやらなければいけないと思ってます」
リーグ戦残り14試合、チームがさらに上に行くために自身も含めチーム全体の向上を誓った。
(取材・文:竹中愛美)
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