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明治安田J1リーグも後半戦に突入。ここまでのスタッツから、それぞれのクラブの特徴や課題が見えてくるようになった。そこで今回は「76分~試合終了までの失点数」にフォーカスしたワーストランキングを紹介する。※データはJリーグ公式サイトを参照(7月29日時点)。失点数が並んだ場合はATの失点数が多い方を上位とする。
5位:セレッソ大阪

【写真:Getty Images】
J1順位:9位(勝ち点34)
総失点数:33失点
76分~試合終了の失点数:9失点(AT失点数:0)
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セレッソ大阪は、試合終盤の失点数が「9」となっている。この数字はJ1リーグ内で5番目に多い。
ただ、ワースト5の中では唯一となるトップハーフの順位に属するチームでもある。
C大阪がこの順位を確保できている要因は、やはりJリーグ屈指の攻撃力を有しているからだろう。
同クラブがここまで記録している37得点は、京都サンガF.C.、川崎フロンターレに次いでリーグ3位。個人に目を向ければ、ラファエル・ハットンとルーカス・フェルナンデスはそれぞれ、リーグ得点王、アシスト王レースを争っている。
そんな攻撃陣は、76分から試合終了までの間に、リーグ2位タイとなる8得点を記録している。
そのうちの6得点が後半ATに記録されたものであり、攻守ともにファンの心を乱高下させる、劇場型のクラブでもあるといえるだろう。
失点の面では、シーズン序盤は試合終盤の失点がそのまま決勝点につながるケースも多かったが、第17節の川崎戦でエリソンに85分、88分と立て続けに得点を沈められた後は、敗北に直接つながる失点は無くなった。
しかし、第20節のFC東京戦、第24節の湘南ベルマーレ戦では、それぞれ2-2、3-3の大味なゲームで終盤に追いつかれ勝ち点3をとりこぼしている。
殴り合いとなった試合で勝ち切る力がつけば、より上位に食い込むことも可能だろう。