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Jリーグ 4か月前

逃げ切れない…。Jリーグ、試合終盤の失点数ワーストランキング1~5位。もったいない試合が多いのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

4位:横浜FC


【写真:Getty Images】

J1順位:19位(勝ち点19)
総失点数:30失点
76分~試合終了の失点数:9失点(AT失点数:2)

 横浜FCも試合終盤の失点数が増加しているチームの1つだ。同クラブは今季J1ここまで、76分から試合終了までの間に9失点している。

 リーグ戦24試合を消化した横浜FCは、リーグワーストとなる15敗を喫している。同クラブのJ1残留に黄信号が灯っている理由のひとつとして、リーグ最少の14得点にとどまる攻撃力の低さがあることは否めない。

 ただ、終盤の勝負弱さも一因に挙げられるだろう。試合終盤に記録した9失点は、全て敗戦した試合で決められたゴールなのだ。

 横浜FC自体、それほど地力があるチームではなく、防戦一方の時間が続く中で、こらえきれず失点という形が散見される。

 第19節の浦和レッズ戦や第22節のFC東京戦は、横浜FCが先制点を奪うものの、守備の時間が続き、試合終了間際の逆転劇を演出してしまった。

 さらに、こちらがポゼッションを確保できる試合でも、得点力不足が尾を引き、勝利をつかむことが出来ていない。

 第15節の東京ヴェルディとの一戦は、ボール支配率64%、ゴール期待値1.05(どちらもデータサイト『Sofa Score』参照)と圧倒的優位を誇ったものの、前半に背負ったビハインドの局面を打破することが出来ず、後半ATに熊取谷一星にダメ押しの2点目を決められている。

 現在リーグ7戦勝ちなしと泥沼にはまっている横浜FC。1年でJ2出戻りだけは避けたいが、そのためには終盤の不安定さを改善する必要がある。

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