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　Jリーグ開幕から30年以上が経った。今やチームの数も「60」に達しており、自身が応援するクラブとの絆を深める一方、ほかにもサポートしたいチームが存在する場合もあるかもしれない。今回は「なぜか応援したくなるJリーグクラブは？」という読者アンケートの集計をもとに、その結果をランキング形式で紹介する。※得票率で並んだ際はカテゴリーが上のクラブを、カテゴリーが同じ場合はリーグ戦の暫定順位が上のチームを上位とする。

5位：ファジアーノ岡山

得票率：4.9%
2025リーグ戦成績：8勝6分10敗（12位）

　今季J1初挑戦のファジアーノ岡山が、「なぜか応援したくなるJリーグクラブ」ランキングで5位に入った。現在リーグ戦12位と奮闘中だが、好調なのは成績だけではない。

　ホームゲームの平均入場者数を見ても、今シーズンはいまだかつてない盛況ぶりだ。リーグ戦第24節を終えた段階で14,514人は、J2に参入した2009年以来過去最高である。

　2番目に多いのが2016シーズンの10,017人なので、圧倒的な増員規模だ。本拠地のJFE晴れの国スタジアムの収容可能人数が15,479人だと考えると、毎試合のように満員を記録していることになる。

　アンケートにも「J1初昇格なので」「昇格からいいサッカーをしている」といった声が寄せられ、やはり初舞台で熱戦を繰り広げる様子が支持を集めている。
　
　また、サンフレッチェ広島のサポーターからは「同じ地域でJ1を戦っているチームなので」とのコメントもあり、同カテゴリーにおける“中国地方ダービー”についても言及された。

　なお、JFE晴れの国スタジアムで行われた広島戦には15,451人もの観客が詰めかけており、この動員は暫定で今季の岡山のホームゲームにおける最高記録だ。

　J1初年度にして大きな存在感を見せる岡山。今後もこの熱量とクオリティを維持できれば、プロサッカークラブが多くない中国地方の盛り上がりにも寄与するはずだ。

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