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Jリーグ 4か月前

一体なぜ!? J1で主力だったのにJ2に移籍した選手5人。みんな驚き!? その理由は様々

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:河本裕之(こうもと・ひろゆき)


【写真:Getty Images】

生年月日:1985年9月4日(39歳)
移籍先:ヴィッセル神戸→大宮アルディージャ(現RB大宮アルディージャ)
移籍前J1リーグ成績:21試合2ゴール0アシスト

 約11シーズンにわたってヴィッセル神戸で活躍した男は、J2の舞台でも素晴らしい活躍を残している。

 兵庫県出身の河本裕之は、2004年にヴィッセル神戸に加入した。同クラブでは、プロ2年目から本格的に出場機会を獲得している。

 センターバックとサイドバックの位置で、持ち味である空中戦の強さを発揮した。神戸では2004シーズンから2014シーズンまで長く在籍し、公式戦245試合に出場している。

 そんな同選手は2012年の夏の移籍市場で、大宮アルディージャ(現RBアルディージャ)に期限付き移籍。チームはJ1残留が危ぶまれていたが、安定感のあるパフォーマンスで復調を支え、残留に導くヒーローとなっている。

 その後、2013シーズンから再び神戸でプレーしていたが、2015年に大宮へ完全移籍することを決断。再び帰還した大宮では、1年目からJ2リーグ戦33試合に出場してチームのJ1昇格の原動力になった。

 最終的に2021シーズンまでの6シーズンを戦い、主力としてリーグ戦170試合以上に出場。ディフェンダーらしからぬ得点力の高さも河本の大きな魅力として輝いた。

 期限付き移籍で加入した時期を含め、大宮での公式戦出場は204試合にのぼっている。

 河本は2021シーズン終了後に大宮で現役引退。J1クラブの主力という立ち位置から、当時J2だった大宮に移籍した決断は決して簡単ではなかったはずだが、結果的に両クラブで長く活躍し、愛されるレジェンドとなっている。

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【了】

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