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明治安田J2リーグ第24節、ジュビロ磐田はブラウブリッツ秋田に1-4で敗れた。磐田は前節の勢いを活かすことはできなかった。6月、最終ラインに新たな柱として加わったヤン・ファンデンベルフは「優勝とか昇格とか言っている場合じゃない」と失点を繰り返すチームに警鐘を鳴らしている。(取材・文:河治良幸)
ホームで4失点を喫したジュビロ磐田

【写真:Getty Images】
ジュビロ磐田はシーズン最多の4失点を喫して、ブラウブリッツ秋田に敗れた。しかも、前回対戦で敗れている相手に、今年初めての”シーズンダブル”を食らってしまったが、残り3分の1に差し掛かろうという時期に、戦いなれたヤマハスタジアムで大敗したことのダメージは小さくない。
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4つの失点のうち2つがコーナーキック(CK)、1つがスローインから簡単にクロスを上げられての失点だった。秋田がセットプレーを得意としていることは戦前から分かっていて、その対策もしてきたはずだが、これだけ決められてしまうというのは磐田側のディフェンスにも問題があったことは間違いない。
6月に加入し、3試合目のスタメン出場となったヤン・ファンデンベルフは「自分のキャリアの中でもこういったことはもちろん初めて」と語る。オランダのNACブレダでキャプテンを担っていたファンデンベルフは188cmのサイズを生かし、空中戦では圧倒的な強さを誇る。
江﨑巧朗とセンターバック(CB)のコンビを組んだファンデンベルフはロングボール主体の攻撃を幾度となく跳ね返すなど、局面での強さは際立っていた。しかし、11対11のスポーツにおいて、一人のところで競り勝てば全ての失点を防げるものではない。