フットボールチャンネル

Jリーグ 4か月前

やはりレベルが違う!? J1→J2移籍で大活躍中の5人。2部で“無双”状態の男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:飯田貴敬(いいだ・たかひろ)

水戸ホーリーホックの飯田貴敬
【写真:Getty Images】

生年月日:1994年8月31日(30歳)
移籍先:京都サンガF.C.→水戸ホーリーホック
今季J2リーグ成績:23試合1ゴール3アシスト

 30歳の飯田貴敬は、J1で目立った実績こそ残せなかったが、J2では存在感を放ち、現在は水戸ホーリーホックで右サイドを支えるキープレーヤーとなっている。

 専修大学卒業後の2017年に清水エスパルスでプロキャリアを始めた飯田は、負傷による長期離脱もあり、3年間でJ1出場は27試合。定位置確保には至らなかった。

 その後、2020年に当時J2だった京都サンガF.C.に加入したことでレギュラーに定着。2021シーズンは36試合に出場して1ゴール5アシストを記録し、昇格に貢献した。

 しかし、J1に昇格すると出場機会が減り、2023シーズン途中に大宮アルディージャ(現RB大宮アルディージャ)へ期限付き移籍となり、再びJ2の舞台に戻った。

 2024シーズン、ヴァンフォーレ甲府への期限付き移籍を経て、2025シーズンは自身の出身地・茨城県の水戸に完全移籍で加わった。

 水戸では右サイドバックの不動のレギュラーとして活躍中。攻守両面でハードワークを欠かさず、チームを支えている。

 特に攻撃時には鋭いアクセントとなり、第5節のベガルタ仙台戦ではオーバーラップから右足のシュートを突き刺し、インパクトを残した。

 ここまでリーグ戦全試合でフルタイム出場を続けており、それだけでも驚異的だが、加えて一度も警告を受けていない点も特筆すべきだ。堅実で冷静なプレーが光っている。

 2024シーズンのJ2で15位だった水戸は、現在は首位を快走中。飯田の加入もクラブの飛躍を支えるピースとなっている。

【関連記事】
あまりにガラガラ…。Jリーグ収容率ワーストランキング1〜5位。集客に課題を抱えているのは?
Jリーグ、アクセス悪いスタジアム1〜10位
【最新順位表】2025明治安田J1リーグ

【了】
1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!