1位：稲垣祥（いながき・しょう）

【写真：Getty Images】

生年月日：1991年12月25日
所属クラブ：名古屋グランパス
今季リーグ戦成績：24試合7得点2アシスト
デュエル勝利回数：90回

　J1リーグのデュエル勝利数ランキングで堂々の1位に輝いたのは、名古屋グランパスの絶対的支柱である稲垣祥だ。

　名古屋の舵を切る稲垣は、今季J1で全試合フル出場中と、33歳とは思えぬスタミナを持っている。

　また、過密日程の中行われた東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国でも多くの時間ピッチに立ち、優勝に貢献した。

　そんな稲垣のストロングポイントは、ボールホルダーへの素早い寄せと、予測に基づくカバーリングで相手のカウンターを未然に防ぐプレーだ。

　なによりデュエル勝利数「90回」という驚異的な数字と、リーグ2位となる1試合平均タックル数「3.8回」の数字が、稲垣の中盤における存在感を物語っている。

　さらに、攻撃面でもその存在感は際立ち、ここまでJ1で7得点2アシストと守備に強みのある中盤の選手としては異例のゴール数をマーク。特に第9節の湘南ベルマーレ戦でのミドルシュートは“圧巻”の2文字だった。。

“名古屋の心臓”と呼ぶにふさわしい稲垣。その対人力と得点力は、名古屋グランパスの屋台骨として欠かせない存在となっている。

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