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Jリーグ 4か月前

最も払っているのは? J2クラブ高額人件費ランキング6~10位。充実した戦力を持つ2部のチームは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

6位:ジェフユナイテッド千葉

ジェフユナイテッド市原・千葉
【写真:Getty Images】

2024年度トップチーム人件費:8億8900万円
2024シーズン順位:7位

 オリジナル10の一角ながら、2010年以降J2に定着しているジェフユナイテッド千葉。それでもJ1復帰への意思は失っていない。

 2024年度決算におけるトップチーム人件費は8億8900万円で、J2内でも上位に位置する水準だ。

 2010年からの12シーズンで、千葉のトップチーム人件費が10億円を下回ったのはわずか2度。中でも最多だったのは2020年度の14億4400万円で、この年はJ2・14位と結果が伴わなかった。

 直近3年はトップチーム人件費8億円台で10位、6位、7位と安定し、人件費と成績のバランスが取れてきた印象を受ける。

 千葉は、2024シーズンのJ2得点王である小森飛絢がシント=トロイデンへ移籍(その後浦和レッズに加入)したことで、戦力ダウンが懸念されたが、カルリーニョス・ジュニオや鳥海晃司、ホセ・スアレスらを獲得し、各ポジションを強化。現在はJ2で自動昇格圏内の2位につけている。

 さらに7月にはモンテディオ山形からイサカ・ゼインを補強した。負傷離脱した田中和樹の穴を埋める動きからも、久々に訪れた昇格のチャンスを逃すまいという強い意志がうかがえる。

 毎年、J2では売上高が上位に入る千葉。ここ数年は比較的抑えた予算での戦いが続いていたが、長期的な投資と我慢のサイクルを経て、いよいよ“結果”が見えてきたシーズンと言えるかもしれない。

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【了】
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