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助っ人外国人選手移籍でヤン・マテウスら寂しげ「幸せの瞬間を分かち合った仲間」。横浜F・マリノスが次節へ向けトレーニング

text by 竹中愛美 photo by Ami Takenaka

横浜F・マリノス 最新ニュース

渡辺皓太・加藤蓮・角田涼太朗・植中朝日
【写真:竹中愛美】

横浜F・マリノス練習レポート

 横浜F・マリノスは8月14日、横須賀市内でトレーニングを行った。報道陣に公開されたのは冒頭の15分のみだったが、日差しが強く降り注ぐ中、選手たちは軽快な動きを見せるなど、今週末16日に行われる清水エスパルス戦に向けて準備を進めている。

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 5日に古巣への復帰が発表された角田涼太朗はグラウンドに姿を現すと、チームメイトと談笑するなど、すっかり馴染んでいる様子だった。

 一方で、この週末、鹿島アントラーズへの移籍が発表されたエウベル、さらに、この日、移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱することとなったサンディ・ウォルシュの不在で、ヤン・マテウスら外国籍選手はなんだか寂しげに見えた。

 マテウスは「僕だけではなくて、チーム全体が寂しい気持ちになってると思います。サッカーでは出会いと別れがあり、あの2人とはサッカーの仲間だけじゃなくて、本当の友人になりました。とても幸せの瞬間を分かち合った仲間ですから、本当に去っていくのが寂しいです」と練習後の取材で今の気持ちを明かしてくれた。

 それでも、ひとたび練習が始まれば、いつも以上に選手たちの声がグラウンドに響き渡り、練習から切り替えの部分を徹底しているようにも映った。

 ボール回しでは、1タッチでの制限が課せられ、大島秀夫監督が選手たちを厳しくチェック。少しでも怪しければ「アウト!」と大きな声を出し、喜田拓也や植中朝日、谷村海那ら選手たちが笑顔になるなど、メリハリを持ってトレーニングに励んでいるようだった。

(取材・文:竹中愛美)

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