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Jリーグ 4か月前

大儲けしたのは!?Jリーグクラブ、移籍金収入ランキング11〜15位。選手の放出で稼いだクラブは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

13位:サンフレッチェ広島

サンフレッチェ広島
【写真:Getty Images】

移籍補償金等収入:3億600万円
退団した選手例:川村拓夢、松本泰志、大橋祐紀など

 サンフレッチェ広島は、2024年度の移籍補償金等収入で3億600万円を計上し、リーグ全体の13位に入った。

 売上高は前年比38億3700万円増の80億3500万円を記録し、新スタジアム開業を背景にクラブ規模を一気に拡大させている。

 昨年夏には、川村拓夢をオーストリアのレッドブル・ザルツブルクに放出した。また、大橋祐紀をイングランド2部のブラックバーンに完全移籍で放出。そのほか、2025シーズンに向けて松本泰志が浦和レッズへ移籍、住吉ジェラニレショーンは期限付き移籍から完全移籍に切り替わり、複数の選手がクラブを離れた。

 中でも川村の移籍金は150万ユーロ(約2億4000万円)と報じられており、全体の中でも大きな割合を占めていると見られる。

 一方、2024年度の移籍関連費用は5億6600万円にのぼり、移籍収入を大きく上回った。

 特に、昨年夏にベルギーのスタンダール・リエージュから復帰した川辺駿には、350万ユーロ(約5億6000万円)の移籍金を支払ったとされる。

 一方で、満田誠のガンバ大阪移籍のように、国内のほとんどのクラブで主力になれるクラスのタレントを期限付き移籍で放出していることも、これまでの広島とは異なる戦略に映る。

 広島はクラブの規模が大きく変わった時期であり、その中で迅速に適切なバランスを見つける必要がありそうだ。

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