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Jリーグ 4か月前

大儲けしたのは!? Jリーグクラブ、移籍金収入ランキング16〜20位。選手の放出で稼いだクラブは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

19位:ガンバ大阪


【写真:Getty Images】

移籍補償金等収入:1億7800万円
退団した選手例:ダワン、山本理仁など

 2024シーズン、J1で4位という好成績を収めたガンバ大阪は、売上高でもリーグ6位となる72億2300万円を記録した。

 その一方で、移籍補償金等収入は1億7800万円にとどまり、リーグ全体で19位となっている。

 移籍補償金等収入のうち、国際移籍が1億7200万円を占めており、国外クラブとの取引が移籍金収入の大半という構図だ。

 2023年夏にベルギーのシント=トロイデンへ期限付き移籍していた山本理仁は、2024年に完全移籍へ移行。移籍金は100万ユーロ(約1億6000万円)と報じられている。

 ダワンの北京国安でも大きな収入があったとみられ、『transfermarkt』によると125万ユーロ(約2億円)が動いた。ただし、移籍が発表されたのは2024年2月2日であり、決算上は2025年度に計上される見込みだ。

 移籍関連費用は7億2500万円にのぼり、チームの戦力強化に積極的に投資している様子がうかがえる。

 2024年2月に獲得したウェルトンには300万ユーロ(約4億8000万円)が投じられたとされ、さらに夏にはシント=トロイデンから林大地を獲得。こちらにも相応の金額が支払われたと見られる。

 2024年度の決算には含まれていないが、2025年3月に獲得したデニス・ヒュメットの移籍金は230万ユーロ(約3億7000万円)と言われており、放出で得る収入を上回る出費をしている印象だ。

 昨シーズンは上位争いを演じたガンバだが、今季は第26節終了時点でJ1の12位に位置し、やや苦戦を強いられている。

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