「ものすごく過密ではありますけど…」
「ここ数シーズン、非常にありがたいことにいろいろな大会にずっと出場させてもらっていて、スケジュールはものすごく過密ではありますけど、その分、本当にいい経験を積めていると思っています。実際に試合のなかでトライ&エラーを繰り返しながら、成長していると実感できる部分もあるので」
8月に29歳の誕生日を迎えても成長を続けている証が、森保ジャパンの一員として臨んだ9月のアメリカ合衆国遠征となる。
これまで2022年、そして今夏と国内組だけでチームが編成された東アジアE-1サッカー選手権で計3試合出場している荒木にとって、海外組も含めた代表へ名を連ねるのは9月が初めてだった。
遠征ではオハイオ州コロンバスのロウアードットコム・フィールドで9日(日本時間10日)に行われた、来夏のワールドカップ共催国のひとつであるアメリカ合衆国代表戦で先発。広島と同じ3バックの真ん中で、左の長友佑都、右の関根大輝と最終ラインを組んだ一戦は、前後半で1点ずつを奪われて零封負けを喫した。
後半開始からは4バックへ移行したなかで、荒木自身は左センターバック(CB)へ回ってフル出場を果たした。
しかし、最後まで手応えはつかめなかった。広島のチームメイト、GK大迫敬介が再三にわたってファインセーブを演じなければ、もっと大差をつけられて敗れていた恐れもあった。荒木が言う。