
ロサンゼルスのSoFiスタジアムの様子【写真:Getty Images】
2026 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の開催まで1か月を切った。開催地には世界中からサッカーファンが集まり、スタジアム周辺は大きな混雑が予想される。今回は、1試合観戦に必要な日数を3泊4日と仮定し、最もコストパフォーマンスが高い都市をランキング形式で紹介する。※予算の根拠は生活費『Numbeo Cost of Living Current (2026年5月16日) 』/ 宿泊費『Lighthouse Intelligence (2026年1月) 』。航空券・観戦チケットの代金を除き、1ドル=160円で換算[1/5ページ]
10位:マイアミ

マイアミのハードロック・スタジアム【写真:Getty Images】
会場:ハードロック・スタジアム
予算:$2,196(約35万1,360円)
食費合計:$360(約5万7,600円)
宿泊費合計:$1,800(約28万8,000円)
試合数:7
マイアミは平均的なレストランでの食事約$30(約4800円)・試合日ホテル$800(約12万8000円)と、米国開催都市の中で両項目がともに上位に位置する。
サウス・ビーチ周辺の高級リゾート価格がW杯需要と重なり、大会期間中の宿泊費は大幅に押し上げられる。通常日も$500(約8万円)と他の米国大都市を上回り、4日間のホテル合計だけで$1,800(約28万8000円)に達する。
航空券とチケット代を除く費用$2,196という数字は北中米全16都市の中でも高い部類で、コストパフォーマンスが優れているとは言い難い現状だ。
しかしマイアミには、グループリーグの段階から魅力的な対戦カードが目白押しだ。3位決定戦が行われるほか、グループCのブラジル代表対スコットランド代表、グループKのコロンビア代表対ポルトガル代表などが開催される。
ハードロック・スタジアムはマイアミ市街地から約23km北に位置するため、移動コストと時間も別途考慮が必要だ。Googleマップ上では車で24分程度と見積もられているが、混雑時にはさらに時間を要する可能性もあるだろう。
コスパという軸では10位だが、先述の通りマイアミは米国屈指の保養地である。観光も兼ねて行く街としては最適な選択肢のひとつだ。
なお、各チームの戦績によっては、ラウンド32(グループJ1位 vs グループH2位)でアルゼンチン代表対スペイン代表またはアルゼンチン代表対ウルグアイ代表などが行われる可能性があり、大会屈指の好ゲームが同スタジアムで実現しうる未来もある。