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「本当に平気なの?」2026年未勝利のままW杯へ挑む国5選【北中米W杯】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
2026年未勝利でW杯を迎えた国

2026年未勝利でW杯を迎えた国【写真:Getty Images】



 いよいよ開幕したFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)。4年に1度の大舞台に向け、各国は入念な準備をしてきたが、日本代表のように充実した強化期間を過ごせた国もあれば、なかなか思うような結果を残せなかったチームもある。今回は、実は2026年未勝利のままWを迎えることになった国を5つ紹介する。[3/5ページ]

ヨルダン代表

ヨルダン代表
ヨルダン代表【写真:Getty Images】



最新FIFAランキング:63位
監督:ジャマル・セラミ
2026年の戦績:0勝2分2敗(5得点10失点)

【国民の不安は…】

 ワールドカップ(W杯)初出場のヨルダン代表は、2026年に入り精力的に強化試合をこなしてきた。彼らの強みは鋭いカウンターアタックにあり、それを支えているのは強固な守備ブロックだ。

 しかし、4度の強化試合では自慢の守備が決壊。不安を残したまま北中米W杯を迎えることになってしまった。

 大事な強化試合で0勝2分2敗と散々な結果に終わったのもさることながら、ヨルダン国民の心をざわつかせているのは4試合で10失点を喫した守備の方だろう。

 コスタリカ代表に2失点(△ 2-2)、ナイジェリア代表に2失点(△ 2-2)、スイス代表に4失点(● 1-4)、そしてコロンビア代表に2失点(● 0-2)と、全試合で複数失点を献上。アジア最終予選では守備陣が中央を閉めて相手をサイド側に押し出せていたが、強化試合では肝心の中央を割られる場面が散見された。



【対照的に…】

 対照的に攻撃面はそれなりの結果を出している。4試合で1得点1アシストをマークしたムサ・アル・ターマリは、チームの絶対的エースとしてW杯本大会で活躍する雰囲気を漂わせた。

 スタッド・レンヌ(フランス)でプレーする29歳のウインガーは、スピードに乗ったドリブルを武器に1人で局面を打開できる存在。数少ないチャンスを活かす必要があるヨルダン代表の貴重な“槍”である。

 強化試合で露わになった守備の問題を潰しきるための時間的余裕はない。ヨルダン代表がW杯で旋風を巻き起こすとすれば、ある程度の失点を覚悟してでも勇敢に前へ出て、手にしたチャンスを確実にモノにし続けるしかないのかもしれない。

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