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「本当に平気なの?」2026年未勝利のままW杯へ挑む国5選【北中米W杯】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
2026年未勝利でW杯を迎えた国

2026年未勝利でW杯を迎えた国【写真:Getty Images】



 いよいよ開幕したFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)。4年に1度の大舞台に向け、各国は入念な準備をしてきたが、日本代表のように充実した強化期間を過ごせた国もあれば、なかなか思うような結果を残せなかったチームもある。今回は、実は2026年未勝利のままWを迎えることになった国を5つ紹介する。[5/5ページ]

カタール代表

カタール代表
カタール代表【写真:Getty Images】



最新FIFAランキング:55位
監督:フレン・ロペテギ
2026年の戦績:0勝1分1敗(0得点1失点)

【課題解決は実質的に…】

 FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)を控えた2026年の強化試合で何とも心もとない戦績に終わってしまったのがカタール代表だ。

 前回大会の開催国は2度の強化試合で1得点も奪えず、深刻な得点力不足を露呈。この課題を本大会までに解決するのは実質的に不可能だろう。

 チームを率いるフレン・ロペテギ監督は、本来ポゼッションスタイルを志向する指揮官だ。とはいえ、FCポルトやレアル・マドリード、スペイン代表など様々な環境で指揮を執ってきただけあり、今では多様な価値観を身につけている。

 2025年5月にカタール代表の指揮官に就任してからは、素早いトランジションをベースにした堅守速攻で一時低迷していたチームをW杯本大会出場に導いた。



【緩慢で…】

 だが、2026年に入って実施した強化試合では課題ばかりが浮き彫りとなった。5月のアイルランド代表戦は0-1で敗戦。攻守の切り替えは緩慢で、得点を奪うための質もアイデアも欠いていた。

 日本時間6月7日に行われたエルサルバドル代表戦でも状況は改善されず、得点が入る気配のないままスコアレスドローで試合終了。ボールを奪取したらエースのアクラム・アフィフを中心にシンプルな攻撃を仕掛けたいところだが、そもそもアフィフまでボールが回る機会が少なかった。

 一方、2試合で1失点に抑えた守備面は一定の評価に値する。スイス代表、カナダ代表、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表と同居するW杯グループステージでは、自陣でブロックを形成して耐える展開が多くなるはず。

 脆弱な攻撃力ゆえに先制されると厳しくなるが、タイスコアの時間を引っ張れれば光明も見出せる。

 守備強度が保たれていることが確認できたのは、強化試合の数少ない収穫と言える。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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