カタールワールドカップ(W杯)後の4年間でさらに成長した日本代表は、ブラジル代表やイングランド代表を下すなど、次々と歴史を塗り替えている。しかし、世界には未だ一度も勝利を挙げたことのない国が存在する。今回は、日本代表の歴史において未勝利が続く国々を紹介する。※戦績は『Transfermarkt』を参照。3試合以上戦った国が対象[5/5ページ]
イタリア代表
対戦回数:3回
戦績:0勝1分2敗
最後の対戦:2013年6月20日
【初対戦はなんと…】
近年、FIFAワールドカップ(W杯)優勝経験国であるドイツ代表、スペイン代表、さらにはブラジル代表、先日にはイングランド代表にも歴史的勝利を収めた日本代表。しかし、2006年ドイツ大会の王者・イタリア代表には、いまだ勝利を挙げたことがない。
両国の初対戦は、今からおよそ89年前まで遡る。1936年のベルリン五輪準々決勝で行われた一戦は、イタリア代表が0-8という大差で日本代表を圧倒した。
その後、65年の時を経て実現した2度目の対戦は、2001年11月に埼玉スタジアムで行われた国際親善試合だった。
イタリア代表はフランチェスコ・トッティやアレッサンドロ・デル・ピエロら豪華な攻撃陣に加え、ファビオ・カンナヴァーロ、アレッサンドロ・ネスタ、そして最後尾にジャンルイジ・ブッフォンという強固な守備陣を誇るスター軍団を擁して来日した。
そんな相手に対し、日本代表は開始10分で柳沢敦のゴールにより先制に成功する。後半にクリスティアーノ・ドニに同点弾を許したが、結果は1-1の引き分け。翌年に控えた日韓W杯に向けて、価値ある一戦となった。
【誰が想像できた】
直近の対戦は2013年のコンフェデレーションズカップ。当時、日本代表を率いていたのはイタリア人指揮官のアルベルト・ザッケローニ監督で、この試合も翌年のW杯を見据えた戦いだった。
本田圭佑と香川真司のゴールで日本が2点を先取するも、そこからイタリア代表が反撃を開始する。
3失点を喫して逆転を許した後、岡崎慎司のゴールで一時は同点に追いついたが、終盤にセバスティアン・ジョヴィンコに勝ち越しゴールを許し、3-4で惜敗している。
やはりW杯優勝経験国のイタリアは高い壁として立ちはだかってきたが、もし今戦うことになった場合、圧倒的に日本優位という声が多いだろう。
FIFAランキングという観点では、イタリアが上回るが、その中身は散々なもの。先日にはW杯欧州予選プレーオフ決勝でボスニア・ヘルツェゴビナ代表にPK戦の末に敗れ、3大会連続でW杯を逃すなど、弱体化が止まらない。
一方の日本代表は、これまで勝ったことなかったブラジル代表やイングランド代表を撃破するなど、明らかにパワーアップしている。
20年前、イタリアと日本の立場がサッカーという競技において逆転するなど、誰が想像できただろうか。
【著者プロフィール:編集部】
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