待ちに待ったFIFAワールドカップ(W杯)が開幕し、世界各国で盛り上がりを見せている。史上最強とも言えるメンバーが揃った日本代表への期待も高まるばかりだ。そこで今回は、これまでの大会を振り返り、日本代表が撃破に成功したFIFAランキング格上(試合当時)の代表チームを紹介する※FIFAランキングは大会開始直前のものを採用する。[2/5ページ]
ドイツ代表
監督:ハンジ・フリック
大会:カタール(2022年)
当時のFIFAランキング:11位
【悲劇の地を…】
かつて日本代表がワールドカップ(W杯)への夢を絶たれた地ドーハ。しかし、2022年のカタール大会で、その悲劇の地を歓喜の地へと塗り替えている。
そのきっかけとなったのが、グループステージ初戦のドイツ代表戦である。
当時のドイツ代表は、FIFAランキング11位。大会優勝4回を誇る言わずと知れたサッカー大国であり、マヌエル・ノイアー、ヨシュア・キミッヒ、イルカイ・ギュンドアン、カイ・ハヴァーツら世界屈指のタレントを揃えていた。
一方の日本代表は、ランキング24位。大会実績や選手層を考えれば、日本が勝利する可能性は決して高くなかったと言えるだろう。
【ノイアーの…】
試合は33分にギュンドアンのPKでドイツ代表が先制。日本が押し込まれる時間が続いたが、権田修一の好セーブや吉田麻也を中心とした粘り強い守備で追加点を許さない。
後半に入ると流れが大きく変わる。途中から投入された堂安律が75分に同点ゴールを奪うと、83分には浅野拓磨がノイアーが守るゴールのニアサイドに豪快なシュートをねじ込み追加点を記録。戦前の予想を覆し、日本代表が2-1の逆転勝利を収めた。
その後、ドイツ代表とは2023年9月に行われた親善試合でも対戦。雪辱を晴らすべくリベンジに挑んできたが、結果は4-1で森保ジャパンの完勝。W杯での勝利が決して偶然ではなかったことを印象付ける結果となった。

