待ちに待ったFIFAワールドカップ(W杯)が開幕し、世界各国で盛り上がりを見せている。史上最強とも言えるメンバーが揃った日本代表への期待も高まるばかりだ。そこで今回は、これまでの大会を振り返り、日本代表が撃破に成功したFIFAランキング格上(試合当時)の代表チームを紹介する※FIFAランキングは大会開始直前のものを採用する。[5/5ページ]
ロシア代表
監督:オレグ・ロマンツェフ
大会:日韓(2002年)
当時のFIFAランキング:28位
【歴史的勝利】
日本列島がサッカーの熱狂に包まれた2002年のFIFAワールドカップ(W杯)日韓大会。フィリップ・トルシエ監督率いる日本代表はロシア代表から白星を挙げた。
開催国として出場した日本代表は、当時FIFAランキング32位。グループステージ初戦のベルギー代表戦を引き分けで終え、第2戦のロシア代表戦は決勝トーナメント進出へ向けて絶対に負けられない一戦を迎えた。
日本代表はベルギー代表戦で森岡隆三が負傷したため、特徴的な「フラットスリー」に松田直樹、宮本恒靖、そして中田浩二を起用。中盤には稲本潤一、戸田和幸、そして中田英寿が並び、積極的なプレッシングから素早い攻撃を展開した。
【日本サッカーの新時代】
日本代表はロシアのサイド攻撃を防ぎながら、豊富な運動量とミドルシュートで相手ゴールに迫る。
試合は51分、中田浩二のクロスを柳沢敦がボックス内で巧みにコントロールし、稲本へ落とす。最後は稲本が右足を振り抜き、日本に貴重な先制点をもたらした。その後はロシアの猛攻を耐え抜き、1-0で歴史的なW杯初勝利を飾った。
この勝利が大きな追い風となり、日本代表はグループ首位で決勝トーナメントへ進出。これが日本代表にとって初のグループステージ突破であり、日本サッカーの新時代到来を象徴する一戦となった。
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