待ちに待ったFIFAワールドカップ(W杯)が開幕し、世界各国で盛り上がりを見せている。史上最強とも言えるメンバーが揃った日本代表への期待も高まるばかりだ。そこで今回は、これまでの大会を振り返り、日本代表が撃破に成功したFIFAランキング格上(試合当時)の代表チームを紹介する※FIFAランキングは大会開始直前のものを採用する。[4/5ページ]
カメルーン代表
監督:ポール・ル・グエン
大会:南アフリカ(2010年)
当時のFIFAランキング:19位
【立ちはだかったのは…】
2010年のFIFAワールドカップ(W杯)南アフリカ大会。日本代表はカメルーン代表を倒し、自国開催を除く海外開催でのW杯初勝利を飾った。
いまでこそ、日本代表のFIFAランキングは18位、カメルーン代表は45位となっているが、当時は日本代表が45位、カメルーン代表が19位と、現在とは真逆の立場にあった。
さらに言えば、カメルーン代表は「不屈のライオン」の異名を持つアフリカの強豪。サミュエル・エトーを筆頭に欧州トップリーグで活躍する選手を揃えており、彼らが誇る圧倒的な身体能力を前に、日本代表は分が悪かった。
【歴史に残る…】
だが、試合では個で劣る日本代表の「組織力」が光った。
カメルーン代表に押し込まれる時間が続いたが、ゴールキーパーの川島永嗣やDF田中マルクス闘莉王、中澤佑二を中心とした組織的な守備で相手の攻撃を封殺する。
すると39分、松井大輔が右サイドからクロスを送り込み、ファーサイドで待ち構えた本田圭佑が冷静に押し込み先制。この虎の子の一点を最後まで守り抜き、1-0で勝利した。
日本代表にとっては大会前の親善試合での不振を吹き飛ばす価値ある白星となり、グループステージ第3戦ではデンマーク代表を3-1で撃破。グループ2位で決勝トーナメント進出を果たしている。

