サッカー日本代表は、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でベスト32という結果に終わった。世界の頂点を目指した戦いが幕を閉じたが、すでに4年後に向けたサバイバルは始まっている。今回は、4年後に期待したいFWの若き逸材を10人紹介する。[2/10ページ]
塩貝健人(しおがい・けんと)
生年月日:2005年3月26日
所属クラブ:ヴォルフスブルク(ドイツ)
2025/26リーグ戦成績:13試合1ゴール0アシスト
代表通算成績:3試合0ゴール1アシスト
【瞬く間に…】
塩貝健人は、驚異的なスピードでスターダムを駆け上がったシンデレラストライカーだ。
高校時代まで全国的には無名だったが、慶應義塾大在学中に横浜F・マリノスの特別指定選手としてJ1デビューすると、2024年夏に渡欧。オランダのNECナイメヘンに加入した。
さらに2025/26シーズン途中には、ドイツ1部のヴォルフスブルクに移籍し、瞬く間にステップアップを重ねた。
その圧倒的な爆発力が買われ、FIFAワールドカップ(北中米W杯)のメンバー入り。代表での先発歴がない中でのサプライズ選出となった。
【証明する4年間へ】
塩貝の最大の武器は、時速33kmを超える爆発的なスプリントと、強引にゴールをこじ開ける圧倒的なフィジカルだ。
加えて、どんな相手にも物怖じしない強気なメンタリティも魅力と言える。
北中米W杯ラウンド32で敗れたブラジル代表戦の前には、「ブラジルが強いのは昔のこと」という趣旨の発言がブラジルでも取り上げられ、サッカー王国の怒りを買った。
試合後には相手選手から挑発に遭い、SNSで話題になるなど、相手のモチベーションを高めたという意味で発言の軽率さを指摘する声もあったが、世界の頂点を目指す日本にとって、この不敵さは頼もしさもある。
最年少組の21歳として世界を体感した塩貝。ブラジルの強さは過去であり、これからは日本が強いという事実を、自らのキャリアで証明するための時間はこれからたっぷりと残されている。

