サッカー日本代表は、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でベスト32という結果に終わった。世界の頂点を目指した戦いが幕を閉じたが、すでに4年後に向けたサバイバルは始まっている。今回は、4年後に期待したいFWの若き逸材を10人紹介する。[1/10ページ]
後藤啓介(ごとう・けいすけ)
生年月日:2005年6月3日
所属クラブ:フライブルク(ドイツ)
2025/26リーグ戦成績:38試合11ゴール7アシスト(シント=トロイデン)
代表通算成績:5試合0ゴール0アシスト
【最年少で世界を体験】
後藤啓介は、身長191cmの圧倒的な体躯を誇る規格外の大型ストライカーだ。
ジュビロ磐田の下部組織で育ち、17歳でクラブ最年少得点記録を塗り替える鮮烈なプロデビューを果たすと、18歳でベルギーへ。シント=トロイデンVVでプレーした2025/26シーズンには38試合11ゴールと大爆発し、今オフにドイツのフライブルクに加入することが決まった。
その急成長が認められ、昨年11月にA代表デビューを果たし、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)のメンバーにチーム最年少の21歳で選出された。
グループリーグのチュニジア代表戦では途中出場からW杯デビューを飾り、前線からの貪欲なプレスで勝利に貢献した。
エース上田綺世の壁は厚くベンチを温める時間は長かったが、最年少で世界を体感した意味は大きいはずだ。
【進化を続ける】
後藤の魅力は、単なる高さ頼みのパワープレーではなく、足元の柔らかな技術とディフェンスラインの裏へ突けるスピードを兼ね備えている点だ。
ユース時代に守備的ポジションを経験したこともあり、前線からの献身的なプレスバックを厭わない。ベルギーで90分間走り抜くタフさも身につけ、攻守に隙のない現代的なFWへと進化を続けている。
新シーズンはいよいよ欧州5大リーグへ初挑戦する。ここからの4年間で上田の地位を脅かす存在へと覚醒を遂げれば、2030年W杯に臨む日本代表の攻撃力はより破壊力を増しているに違いない。

