サッカー日本代表は、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でベスト32という結果に終わった。世界の頂点を目指した戦いが幕を閉じたが、すでに4年後に向けたサバイバルは始まっている。今回は、4年後に期待したいFWの若き逸材を10人紹介する。[4/10ページ]
横山夢樹(よこやま・ゆめき)
生年月日:2005年9月23日
所属クラブ:セレッソ大阪
2026リーグ戦成績:18試合4ゴール1アシスト
代表通算成績:なし
【今治から駆け上がる】
横山夢樹は、スタジアムの空気を一瞬で変える圧倒的な推進力を持った快速ウインガーだ。
帝京高等学校の10番としてインターハイ準優勝に貢献した後、J3のFC今治に入団。プロ1年目から頭角を現すと、翌2025年にはJ2に昇格した今治で6ゴール5アシストを記録し、J2優秀選手賞を受賞した。
この活躍が認められ、2026特別シーズンからセレッソ大阪へ完全移籍。初のJ1舞台でも18試合に出場し、4ゴールを記録した。
【驚異のドリブラー】
横山の最大の武器は、爆発的なスピードと、Jリーグ屈指の1対1の強さを誇るドリブル突破だ。
縦への鋭い突破からのクロスだけでなく、果敢なカットインから自らフィニッシュまで持ち込む思い切りの良さも兼ね備えている。
父は元Jリーガーの横山博敏、兄はベルギーでプレーする横山歩夢というサッカー一家で育ったサラブレッドでありながら、泥臭く仕掛け続けるハングリーさも魅力だ。
すでにU-23日本代表としてアジアの舞台を戦っており、2028年のロサンゼルスオリンピック(ロス五輪)でも主軸アタッカーとして期待がかかる。
驚異的なペースでステップアップを続ける横山。次のステップはどこになるのか。世界へと羽ばたくことができれば、4年後の2030年W杯で日本のサイドアタックをけん引する新たな「切り札」へと覚醒している可能性がある。

