サッカー日本代表は、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でベスト32という結果に終わった。世界の頂点を目指した戦いが幕を閉じたが、すでに4年後に向けたサバイバルは始まっている。今回は、4年後に期待したいFWの若き逸材を10人紹介する。[8/10ページ]
石井久継(いしい・ひさつぐ)
生年月日:2005年7月7日
所属クラブ:湘南ベルマーレ
2026リーグ戦成績:15試合2ゴール1アシスト
代表通算成績:なし
【天才少年から主軸へ】
石井久継は、少年時代にテレビ番組で取り上げられるなど、早くから大きな期待を背負ってきたアタッカーだ。
中学進学と同時に湘南ベルマーレのアカデミーに加入すると、一貫してその育成組織で磨き上げられ、2024年にトップチームへ正式昇格を果たした。
プロ入り後はスーパーサブ的な起用法が続き、定位置確保には至っていなかったが、2026年のJ2・J3百年構想リーグでは、9試合で先発起用され、シャドーやウイングの一角として存在感を放った。
【スタジアムを沸かせる、俊敏なステップの破壊力】
石井の持ち味は、高い技術力や俊敏なステップといったアタッカーとしての要素に加え、ゴール前で発揮される抜群の冷静さにある。
記憶に新しい2025 FIFA U-20ワールドカップのニュージーランド戦では、後方からのパスを相手GKの手前で受けると、決死の飛び出しをいなす冷静なフェイントを披露。見事にスタジアム全体を欺いてみせた。
大舞台でも動じない若き才能は、いまや湘南の攻撃に欠かせないパーツだ。まだA代表への招集はないものの、このままクラブで違いを作り続け、その武器を研ぎ澄ましていけば、4年後の2030年後のFIFAワールドカップの舞台に立っているかもしれない。

