今夏からJリーグが、秋春制に変更したことによって欧州主要リーグと足並みをそろえた補強が可能になり、これまで以上に日本人選手の移籍が活発化することが期待されている。そんな中、移籍金なしで獲得できるフリーの選手は、各クラブにとって重要な補強候補である。そこで今回は、8月なのにまだ所属クラブが決まっていない日本人選手を紹介する。
※スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報は8月4日時点。[1/5ページ]
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DF:冨安健洋(とみやす・たけひろ)
生年月日:1998年11月5日(27歳)
最終所属:アヤックス(オランダ)
【怪我に苦しめられたアーセナル時代】
冨安健洋はキャリアの新たな一歩を踏み出そうとしている。現在は所属クラブが決まっていないものの、その去就を巡る報道は熱を帯びている。
現在27歳の冨安は、アビスパ福岡やシント=トロイデン(ベルギー)、ボローニャ(イタリア)を経て、2021年にイングランドの名門アーセナルへ完全移籍した。
アーセナルでは加入直後から右サイドバックのレギュラーに定着。世界最高峰とされるプレミアリーグでも高い対人守備能力と安定感あるプレーを披露し、最終ラインの全ポジションでプレーできる万能型ディフェンダーとして評価を確立した。
一方、度重なる負傷にも苦しみ、幾度も戦列を離脱。これによって2025年7月には双方合意のもとでアーセナルとの契約を解除し、半年間のリハビリ期間を経て同年12月にアヤックス(オランダ)へ加入した。
【プレミア復帰が濃厚か】
オランダでは公式戦9試合に出場したが、当初の契約どおり今年6月に契約が満了。アヤックスを退団し、無所属のまま日本代表としてFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に出場した。
そんな実力者の新天地は、再びプレミアリーグになるかもしれない。
現在、冨安は鎌田大地が所属するクリスタル・パレスのトレーニングに参加しており、プレシーズンマッチにも出場。W杯終了直後にはイタリア・セリエAのクラブからの関心も報じられたが、現時点ではクリスタル・パレスが新天地の最有力候補と見られる。
長らく怪我に苦しめられてきた冨安だが、W杯でのパフォーマンスを見る限り、本来の実力は健在だ。
2024/25シーズン以来のプレミアリーグ復帰は実現するだろうか。

