
怪我で開幕絶望となったJリーガーたち【写真:Getty Images】
秋春制に移行した明治安田Jリーグの2026/27シーズンが開幕戦を終えた。各地で熱戦が繰り広げられ、選手やサポーターの熱も高まっている。しかし、開幕直前の怪我により、出遅れてしまった選手もいる。今回は、現在怪我で戦線を離脱している主力選手をピックアップして紹介する。[1/5ページ]
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FW:浅野拓磨(あさの・たくま)

サンフレッチェ広島所属の浅野拓磨【写真:Getty Images】
生年月日:1994年11月10日
所属クラブ:サンフレッチェ広島
25/26リーグ戦成績(マジョルカ) :20試合1ゴール0アシスト
【かつてのベストヤングプレーヤー】
2016年以来となる古巣へのカムバックを果たした浅野拓磨だったが、いきなりその出鼻をくじかれてしまった。
高校時代に出色の出来を示し、サンフレッチェ広島でプロデビューを果たした浅野。圧倒的なスピードとフィジカルを武器に、2015年にはスーパーサブとして8得点を記録し、同年のベストヤングプレーヤー賞に輝いている。
翌2016年には背番号10を背負い、クラブの中心に。そしてその年の夏、アーセナルへの電撃移籍が発表され、広島の“ジャガー”はトッププレイヤーへの階段を駆け上がっていった。
欧州では紆余曲折ありながらも、2021年に加入したボーフムで居場所を掴み、主力として3シーズンを過ごし、クラブの1部残留に貢献。カタールW杯にも出場し、ドイツ撃破の立役者にもなった彼は、2024年にマジョルカへ加入している。
【今夏の目玉補強だったが…】
ただ、2年間のスペイン挑戦は、膝やハムストリングの怪我でたびたび離脱し、終盤にかけてベンチからのスタートがメインに。クラブが2部降格となったタイミングで、浅野は再び紫の一員となる決断を下した。
31歳で日本へ戻る決断には大きな葛藤があったようだが、スペインまで足を運ぶ強化部に心を動かされ、「広島のために全力で頑張っていきたい」と記者会見で意気込みを語っている。
今夏の目玉補強となった浅野に対しては、セバスティアン・アレーとともに、クラブ内外問わず大きな期待が寄せられていた。
しかし、同選手は7月25日のトレーニング中に左ふくらはぎを負傷。後に肉離れと診断され、開幕までの復帰は絶望的となってしまった。マジョルカ時代の怪我が癖になっている可能性もある。
大きな覚悟を持って広島へと戻ってきただけに、この怪我は残念だと言わざるを得ない。