
鹿島アントラーズと浦和レッズに所属した選手5選【写真:Getty Images】
国内外のタイトルを積み重ねてきた鹿島アントラーズと浦和レッズは、Jリーグを代表するライバル関係にある。9月6日には明治安田J1リーグ第6節で直接対決を控えており、今節屈指の注目カードだ。数々の名勝負を繰り広げてきた両クラブだが、これまでには双方でプレーした選手も存在する。そこで今回は、2種類の赤いユニフォームに袖を通した5人をピックアップして紹介する。[3/5ページ]
MF:安部裕葵(あべ・ひろき)

安部裕葵【写真:Getty Images】
生年月日:1999年1月28日
鹿島アントラーズ在籍期間:2017年2月~2019年7月
浦和レッズ在籍期間:2023年7月~2026年7月
鹿島アントラーズ通算成績:79試合10得点7アシスト
浦和レッズ通算成績:6試合0得点1アシスト
現所属:FC今治
【鹿島からバルセロナへ】
瀬戸内高校から2017年に鹿島アントラーズへ加入した安部裕葵は、プロ1年目からJ1リーグ13試合に出場して1得点を記録した。
その才能を強く印象づけたのが、同年7月に行われたセビージャとの親善試合だろう。62分から途中出場した安部はドリブルで複数の相手DFをかわし、鈴木優磨の先制点をアシストするなど、鹿島の2-0の勝利に貢献した。
その後も出場機会を増やし、2018年のJリーグベストヤングプレーヤー賞も受賞。翌年にサッカー日本代表デビューを果たすと、同年7月にはバルセロナへの完全移籍で合意している。
【タイトル獲得を目指して浦和へ】
世界的な名門に身を移し、“逸材”として注目を集めた安部だったが、バルセロナではBチームでのプレーが中心だった。
さらに度重なる負傷に苦しみ、長期間にわたって公式戦から離れることに。2023年7月には、バルセロナを退団して浦和レッズへ完全移籍。約4年ぶりにJリーグへ復帰している。
浦和加入時には「タイトル獲得の力になれるよう日々精進していきます」とコメント。しかし、加入後もコンディションを整えながら復帰を目指す時間が続いた。
浦和で公式戦のピッチに立ったのは、加入から約1年半が経過した2025年2月だった。以降はJ1リーグや天皇杯で出場機会を得たものの、在籍期間中の公式戦出場は6試合にとどまった。
そして2026年6月、契約満了に伴って浦和を退団。同年7月にはFC今治への加入が発表された。
鹿島在籍時には、将来日本を背負うであろう逸材として期待されていた一方で、浦和では負傷の影響もあって出場機会を増やせず、両クラブで残した成績には大きな差が生じている。