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まるでVIVANT? 味方から敵へ裏切ったJリーガー5選

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

まるでVIVANT? 味方から敵へ裏切ったJリーガー5選
味方から敵へ裏切ったJリーガー5選【写真:Getty Images】


 サッカーの世界において、移籍の経緯や移籍先などが物議をかもすことは日常茶飯事である。1993年5月の発足から34シーズン目を迎えたJリーグでも、古巣サポーターに複雑な感情を抱かせる移籍劇の主人公となった選手は多数存在していることをご存知だろうか。今回は、センセーショナルな形でライバルクラブに移籍したJリーガーを5人ピックアップして紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照(8月31日時点)。[1/5ページ]

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DF:森脇良太(もりわき・りょうた)

浦和レッズの森脇良太
浦和レッズの森脇良太【写真:Getty Images】


生年月日:1986年4月6日
移籍日:2013年1月5日
移籍先:サンフレッチェ広島→浦和レッズ

【広島のJ1初優勝に貢献】

 サンフレッチェ広島の主力として活躍した森脇良太は、浦和レッズ移籍を報告する会見で目に涙を浮かべていた。ピッチ内外で話題を振りまく“ムードメーカー”はユースから在籍していた広島を離れることへの葛藤を隠しきれなかったが、古巣サポーターは消化しきれない思いを胸に会見を見つめていたに違いない。

 2005年に広島のトップチームへ昇格した森脇は、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督に才能を見出されて3バックの右センターバックに定着。2011年6月にはサッカー日本代表初出場を果たすなど、広島での充実した日々をキャリアの飛躍に繋げていった。

 2012シーズンには森保一監督の下でリーグ戦33試合に出場し、広島のJ1初優勝に大きく貢献。2012年12月16日に行われた優勝パレードではテレビカメラに向かって「広島サイコー!」と叫び、喜びを爆発させた。


【広島愛を叫んだ翌日の移籍劇】

 だが、翌12月17日には広島サポーターに衝撃が走る。森脇の浦和への完全移籍が発表されたのだ。公の場で“広島愛”を口にした翌日の移籍劇。サポーターの困惑は「優勝パレードの発言は何だったんだ?」という怒りに変わっていった。

 2012シーズンにペトロヴィッチ監督が浦和へ引き抜かれ、当時の両クラブには急速にライバル関係が構築されつつあった。そこに重なった森脇の電撃移籍は、両者の間により緊張を生む結果となった。

 森脇が自身を成長させてくれたペトロヴィッチ監督を追って浦和に加入したのは、常に進化を求めるプロ選手としてごく自然な決断だ。

「広島サイコー!」発言がなければ広島サポーターから叩かれることもなかっただろうが、感情の赴くままに言葉を口にしたあたりに森脇の“らしさ”が滲み出ている。

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