サッカー日本代表は28日、キリンチャレンジカップ2026(国際親善試合)でベネズエラ代表と対戦し、2-1で勝利した。フレッシュなメンバーを多く起用した前半は攻撃に苦しんだ一方、後半は上田綺世、伊東純也、久保建英ら既存戦力の投入によって攻撃が活性化した。前半と後半で何が変わったのか。そして、2027年1月のAFCアジアカップ、その先の新体制をどう見るべきなのか。元日本代表DFで監督経験も持つ岩政大樹氏に、試合を時系列で振り返ってもらった。(語り手:岩政大樹)[6/10ページ]
「ディフェンスラインには不安感が結構ある」
――日本は怪我人が多い中で、フレッシュな3バックを組みました。ディフェンスラインの出来をどう評価しますか?
「うーん…相手の能力もありましたけど、そんなに良くないですよね。
さらに1人怪我人が出ているような状況もあるので、ディフェンスラインのところは不安感は結構あると思いますね」
――追加招集や、4バックへの変更も考えられるでしょうか?
「あるんじゃないですかね。あとはセンターバックを1人削って4バックをやるというのも、現実味を帯びてきたんじゃないですかね。
そうしたら中野と伊藤洋輝とかで4バックも組めますし。それはあり得るんじゃないですかね」
――4試合ある中で、4バックを試す可能性もあると?
「そうですね。4試合あるからこそのトライはできますし、アジアカップに向けて試してみるのは一つあるんじゃないですかね。
ただ、そのときに4バックのセンターバックとなると、また3枚とは違いますから。そこに負荷がかかるところでのセンターバックの質ですね。
瀬古なんかは非常に今パフォーマンスが安定していますけど、全体的にはそれほど安定感は感じさせられなかったかなという気がしましたね。
ビルドアップもそうですし、背後への対応もそうですけど」
――瀬古歩夢選手は、その中では安定していましたか?
「クラブでのパフォーマンスがそのまま出ている感じはありましたよね」

