
韓国サッカー界の“消えた天才”6人【写真:Getty Images】
先日行われたアジア競技大会の男子サッカー決勝で、U-21日本代表はU-23韓国代表に敗れ、準優勝に終わった。近年の韓国サッカー界では、イ・ガインをはじめ欧州の舞台で活躍する選手が増え、若い世代からも次々と才能が台頭している。一方で、若くして高い評価を受けながら、怪我やプレッシャーに苦しんでコンディションを落とした選手、ピッチ外の問題によって活躍の場を失っていった選手も少なくない。今回は、大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消した韓国人選手を紹介する。[1/6ページ]
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FW:イ・スンウ

イ・スンウ【写真:Getty Images】
生年月日:1998年1月6日
主な在籍クラブ:バルセロナ、エラス・ヴェローナなど
現所属:全北現代モータース(韓国)
【「韓国のメッシ」と呼ばれた逸材】
13歳でバルセロナのカンテラ(下部組織)に加入したイ・スンウのポテンシャルは凄まじかった。
2014年に行われたAFC U-16選手権にて、U-16日本代表相手に約50mの独走ドリブルからゴールを決めると、「韓国のメッシ」の愛称で一躍有名となった。
バルセロナのトップチームに昇格とはならなかったが、エラス・ヴェローナ在籍時には2018年のロシアワールドカップ(W杯)メンバーにも名を連ね、韓国代表の未来を背負う存在として期待されていた。
しかし、その後のキャリアは停滞する。
【母国で復活も代表定着ならず】
エラス・ヴェローナでセリエB降格を味わうと、その後所属したシント=トロイデンとポルティモネンセで全く結果を残すことができなかった。
2022年には10代から育った欧州を離れる決断を下して、韓国の水原FCと契約した。
活躍の場を母国に移すと、イ・スンウの復活劇が始まる。
1年目からリーグ戦13得点を記録すると、2024シーズンは前半戦の18試合だけで10ゴール2アシストと大爆発。2024年7月には韓国屈指の強豪である全北現代モータースに完全移籍し、4年半の長期契約を締結した。
この復活を受けて2024年の10月には怪我人の離脱による追加招集ではあったが、5年ぶりに韓国代表復帰を果たした。
ただその後は、代表の招集を見送られている。