さまざまな理由から、J1のクラブを離れてJ2へと舞台を移す選手がいる。一般的に所属カテゴリーが下がることはポジティブなことではないが、選手としての輝きが増すことも少なくない。今回は、2026/27シーズンにJ1からJ2のクラブに加入して存在感を高めている選手をピックアップして紹介する。※成績は22日時点、スタッツは19日時点の『Jリーグ』公式サイトを参照[1/5ページ]
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FW:カルリーニョス・ジュニオ
生年月日:1994年8月8日
前所属:ジェフユナイテッド千葉
現所属:RB大宮アルディージャ
2026/27リーグ戦成績:12試合7ゴール1アシスト
【J1でプレーすると思われたが…】
J2第12節終了時点で勝ち点20とし、5位につけるなど、J1昇格に向けて順調な歩みを見せるRB大宮アルディージャ。そんな同クラブを得点源として支えているのが、カルリーニョス・ジュニオだ。
32歳のベテランFWはジェフユナイテッド千葉で過ごした2025シーズン、J2で10ゴールをマークし、J1昇格の立役者となった。迎えた2026 明治安田J1百年構想リーグも千葉でプレーし、そのまま新シーズンを戦うと思われた。
しかし、7月2日、クラブから発表されたのは、双方合意の下で契約を解除したというもの。J1定着を目指す戦いが始まろうとしている中で、驚きの結末だった。
その後、カルリーニョスの新天地は大宮に決定。今のところ、この決断はクラブと選手、両方にとってポジティブなものになっている。
【ゴール量産で再びクラブをJ1へ?】
カルリーニョスは開幕からスタメンに名を連ねると、第2節から3試合連続ゴールを記録する。第8節のヴァンフォーレ甲府戦では2ゴールをあげるなど、ハイペースにゴールネットを揺らしている。
第11節終了時点の7ゴールという数字は、FC今治のエジガル・ジュニオと並んでJ2最多タイとなっている。また、枠内シュート総数15本も同リーグ2位という好成績であり、シュート技術の高さが際立つ結果になっている。
とくにサポーターを驚かせたのは、第10節ヴァンラーレ八戸戦だ。2-1で迎えた68分、相手に当たって浮いたボールをオーバーヘッド、しかもダイレクトで流し込み、試合を決定づけた。
カルリーニョスはこれまで、清水エスパルス、そして千葉をJ1昇格に導いた経験がある。「昇格請負人」は、大宮をもトップカテゴリーに引き上げるのだろうか。

