広島が獲得を狙うと報じられたロビン・ファン・ペルシ【写真:Getty Images】
ガラタサライの元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキに続いて、トルコでプレーするもう一人の大物ストライカーにも日本への移籍話が浮上した。2日付のトルコメディア『フォトマッチ』は、J1のサンフレッチェ広島がフェネルバフチェのオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシの獲得に動いていると報じた。
報道によれば、広島のため移籍の仲介を行う代理人が、フェネルバフチェに対してファン・ペルシ獲得への関心を伝えたという。フェネルバフチェは移籍金650万ユーロ(7億9000万円)を要求したとのことだ。
ポドルスキはJ1ヴィッセル神戸への移籍の可能性が取りざたされていたが、選手本人やクラブ幹部らがいずれも移籍の可能性を否定。トルコメディアではすでに日本行きの可能性は消滅したとみなされているが、別の大物ストライカーがJリーグ入りすることになるのかもしれない。
現在33歳のファン・ペルシは、母国のフェイエノールトやイングランドのアーセナル、マンチェスター・ユナイテッドで活躍。ユナイテッドでは日本代表MF香川真司(現ボルシア・ドルトムント)ともチームメートとしてプレーしていた。2015年からフェネルバフチェに在籍している。
プレミアリーグではアーセナルとユナイテッドで2度の得点王に輝き、オランダ代表としては歴代最多の50ゴールを記録。移籍が実現したとすれば、近年のJリーグでトップクラスの大物外国人選手となる。
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