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浦和、新監督の初陣飾れず。ダービーは2度追いつかれてのドロー

text by 編集部 photo by Getty Images

浦和レッズ対大宮アルディージャ
浦和レッズ対大宮アルディージャはドロー【写真:Getty Images for DAZN】

【浦和レッズ 2-2 大宮アルディージャ J1リーグ第20節】

 明治安田生命J1リーグの第20節が5日に行われ、浦和レッズと大宮アルディージャは「さいたまダービー」を戦った。

 最近8試合で6敗と不振に陥っていた浦和は、前節終了後についにミハイロ・ペトロヴィッチ前監督の契約解除を決断。堀孝史新監督が就任し、初陣はいきなりのダービーマッチとなった。

 前半を優位に進めた浦和は26分、エリア内で浮いたボールに対して奥井がハンドを犯したという判定でPKを獲得。興梠が今季13ゴール目となるシュートをゴール左隅に決めて先制点を奪った。

 だが66分には浦和のミスを突いた大宮が同点に追いつく。浦和陣内でのミスパスをマルセロ・トスカーノが奪い、パスを受けたマテウスがエリア手前からの左足シュートをゴール左に突き刺した。

 浦和もその3分後、菊池が左サイドを突破して低いクロスを入れると、GKが小さく弾いたボールを柏木がゴールに押し込む。すぐさま1点リードを奪い返した。

 だが、そのまま最後まで耐え抜くことはできなかった。88分、岩上のクロスに合わせた瀬川のヘディングが決まり、大宮が再び同点に。浦和は連敗を2で止めたが、新監督の初陣を白星で飾ることはできなかった。

【得点者】
26分 1-0 興梠慎三(浦和)
66分 1-1 マテウス(大宮)
69分 2-1 柏木陽介(浦和)
88分 2-2 瀬川祐輔(大宮)

【了】

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