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元日本代表MF明神智和が41歳で現役引退。シドニー五輪、2002年W杯など出場

text by 編集部

明神智和
AC長野パルセイロの明神智和【写真:Getty Images】

 J3のAC長野パルセイロは2日、同クラブに所属する元日本代表MF明神智和が2019シーズン限りで現役を引退することを発表した。

 明神は1978年1月24日生まれの41歳。柏レイソルユースから1996年にトップチームに昇格し、クラブ初タイトルとなった1999年ナビスコカップ優勝などに貢献した。

 2006年に移籍したガンバ大阪では2008年AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝や2014年J1優勝などのタイトルを獲得し、キャプテンも務めた。2016年は名古屋グランパスでプレーし、翌2017年から長野に在籍している。

 J1での通算497試合出場は歴代9位。J2とJ3を含めてリーグ戦通算555試合(26得点)、公式戦合計723試合(33得点)に出場している。

 U-23日本代表として2000年シドニー五輪にも出場し、同年には日本代表にもデビュー。2000年アジアカップ優勝や2002年日韓ワールドカップ決勝トーナメント進出などに貢献し、通算26試合出場3得点を記録した。

「チームからは来年も選手契約のお話をいただいたのですが、プロサッカー選手として求められるものに応えられないと感じ、引退という決断に至りました」と明神はクラブを通してコメント。「たくさんの出会いに恵まれ、多くの方々に支えられてここまで現役を続けることが出来ました。本当にありがとうございました」と感謝の思いを述べている。

【了】

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