横浜F・マリノス 最新ニュース
明治安田J1リーグ第12節、横浜F・マリノス対清水エスパルスが16日に日産スタジアムで行われ、マリノスは2-3で逆転負けを喫した。マリノスは連敗となり、2引き分けを挟んで6戦未勝利。スティーブ・ホーランド監督率いるチームは窮地に立たされていると言ってもいいかもしれない。(取材・文:加藤健一)
「失点後のメンタルの持ち方が大事」屈辱的な逆転負け
「前半は素晴らしかったです。練習でやってきたことを選手たちがピッチ上で表現し、多くのチャンスを作り、ゴールをしてゲームをコントロールしました」
JリーグはDAZNで全試合配信!
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
実際、前半の横浜F・マリノスは主導権を握っていた。山根陸の縦パスを植中朝日が落とし、遠野大弥がダイレクトで右足を振り抜き先制。後半にはヤン・マテウスのクロスを相手がクリアしたところを井上が反応し、こぼれ球を植中が合わせて追加点。マリノスは51分までに2点を先行した。
しかし、そこから様相が一変する。「相手のやり方に変更があり、ビルドアップで前に運ぶことが難しくなりました」とスティーブ・ホーランド監督が言うように、清水の反撃に対してマリノスは後手に回る。中原輝が直接FKを決めて1点差に詰め寄られ、乾貴士の左CKからオウンゴールが生まれて追いつかれる。さらに、乾のミドルシュートが決まり逆転されてしまった。
「失点後のメンタルの持ち方が大事だと感じています」と指揮官は悔しさをにじませる。失敗がまた繰り返されてしまった。逆転しながら最後の最後で失点して引き分けた川崎フロンターレ戦、先制しながら逆転を許したアビスパ福岡戦に続き、またしても勝ち点をこぼしている。
後半に3枚の交代カードを切って反撃につなげた清水の秋葉忠宏監督とは対照的に、ホーランド監督は81分まで交代カードを切らなかった。そこまでに同点とされ、1回目の選手交代を行った直後に逆転を許している。
交代策についてホーランド監督はこう説明している。
