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北海道コンサドーレ札幌FW出間思努がU-22 Jリーグ選抜での活動振り返る
北海道コンサドーレ札幌の出間思努は24日、自身が出場したJFA/JリーグポストユースマッチのU-22 Jリーグ選抜対関東大学選抜について、全体練習後に取材に応じた。ここまでリーグ戦で3試合のみの出場に留まっている19歳の若きストライカーは、この活動で得た経験をチームに還元し、今後の成長につなげることを誓った。
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チームは翌日に控えたRB大宮アルディージャ戦へ向けてトレーニングを行った。遠征先の埼玉へ向かうバスの中に出間の姿はなかった。チームメイトが準備をする中、居残り練習をしていた。
「自分にとって大きな経験だったし、新しいチーム、短い期間でのコミュニケーションだったり、サッカーを合わせるという面で難しい場面もあったけど、そういう対応力とかも成長したので良かったです」
出間は22日に千葉県で行われたJFA/Jリーグポストユースマッチである関東大学選抜との試合にU-22 Jリーグ選抜の一員として参加。1トップとして先発出場したが、試合は0-0で決着がつかずPK戦へもつれ込む展開。8-7で関東大学選抜に競り負けるという結果に終わったが、得たものもあったようだ。
今回の活動は、所属クラブで出場機会の少ない10代の選手たちの育成と発掘、および2028年ロサンゼルスオリンピック(五輪)を見据えた強化を目的に初実施された取り組みだ。「レベルの高い選手がそろって試合をしたので刺激はありましたね」と振り返った試合には、北海道コンサドーレ札幌OBの小野伸二氏がコーチとして参加し、さらにサッカー日本代表の森保一監督も視察に訪れていた。
「もちろんこっちで試合に出れていない分、あっちで試合に出て試合勘を掴むって、大事なことだと思うし、あっちでアピールして、札幌のゲームに入れるようにまず頑張っていきたいですね」と今回の貴重な機会を無駄にするつもりはない。
吸収できたこととして、オフ・ザ・ボールのときの裏へ抜け出すタイミングや、味方がボールを奪った瞬間の裏への意識を挙げた出間。今季はここまでリーグ戦3試合の出場に留まり、得点は奪えていないが、この活動で芽生えた意識や経験を自身のさらなる飛躍の糧にするつもりだ。
「(2028年ロサンゼルス五輪は)もちろんそこを狙ってますし、これからああいう機会に選ばれるように、まず日々の練習をしっかりしてゲームとかにも出て、成長していきたいです」
(取材・文:編集部)
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