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【J2結果速報】北海道コンサドーレ札幌が土壇場で追いつきドローに持ち込む。V・ファーレン長崎は6戦ぶり白星つかみ損ねる

text by 編集部 photo by Getty Images

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プレミストドーム

【写真:Getty Images】

北海道コンサドーレ札幌が劇的ドロー

 明治安田J2リーグ第12節、北海道コンサドーレ札幌対V・ファーレン長崎が29日に大和ハウス プレミストドームで行われた。ホームの札幌は前節、2位のRB大宮アルディージャに対し、チャンスを作るも決め切れず、0-1で敗戦。一方の長崎は前節、いわきFCとの点の取り合いを3-4で落とし、5戦勝ちがない状態でこの試合を迎えた。

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 札幌は怪我から復帰後初先発となったDF大﨑玲央やMF長谷川竜也、MF荒野拓馬などが先発出場。長崎は前節ハットトリックを達成したFWフアンマ・デルガドやMFマテウス・ジェズス、DF櫛引一紀などがスタメンに名を連ねた。

 試合は立ち上がり、札幌が高い位置からプレッシャーをかけ、ボールを保持する。5分には、DF西野奨太から右サイドのMF近藤友喜へロングボールが渡る。ここから近藤、FW白井陽斗、MF荒野拓馬が立て続けにシュートを放ち、波状攻撃を仕掛けるが、長崎のブロックにあい、ゴールを奪うことができない。

 対する長崎は19分、PA内でボールを受けたフアンマがシュートを放つも枠を捉えることができない。

 お互いに決定的なシーンを作り出せず膠着気味になっていたが、35分。長崎のMF米田隼也が右サイドを突破し、クロスをあげると、受けたフアンマがシュートを放つ。GK中野小次郎の好セーブにあうが、徐々に長崎が札幌ゴールを脅かしていく。

 すると38分、左サイドでパスをつないだ長崎がPA内に侵入。FW増山朝陽が右足でゴール右隅に決め、長崎が先制に成功する。
 
 攻勢を強めたい札幌は45分、左サイドを突破した長谷川がクロスを入れる。近藤が頭で合わせるが、GK原田岳に止められてしまい、前半を0-1で折り返す。

 得点を取りにいきたい札幌は後半開始早々から、大﨑を下げ、FWアマドゥ・バカヨコを投入。

 しかし、長崎の攻撃は緩まない。51分、左サイドのDF高畑奎汰からのクロスにFWマテウス・ジェズスが頭で叩き込み、長崎が追加点を奪う。
 
 札幌は56分、途中出場のDF中村桐耶が左サイドから鋭いクロスをあげると、PA内のバカヨコがダイレクトでシュートを放つ。しかし、ボールは枠の上、決定的なチャンスを決め切ることができない。

 札幌はその後、MF青木亮太やFWキム・ゴンヒら攻撃のカードを切っていく。青木の投入で徐々にボールが回り始めた札幌は76分、その青木が右サイドからクロスをあげる。PA内で荒野が頭で狙うがはじかれ一度こぼれるが、近藤が右足で押し込み、札幌が1点差に詰め寄る。

 ATは7分。90+3分、札幌はCKを獲得すると、こぼれ球から左サイドで受けた近藤が折り返す。走り込んでいた途中出場の原康介が右足で合わせ、札幌が同点に追いつく。

 土壇場で追いついた札幌がホームで引き分けに持ち込んだ。一方の長崎は6戦ぶりの白星をつかみ損なった。

【試合結果】
北海道コンサドーレ札幌 2–2 V・ファーレン長崎
 

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【了】

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